ヤブチョロギ 薮丁呂木(薮長老喜)

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Flora of Mikawa

シソ科 Lamiaceae イヌゴマ属

別 名 ヤブイヌゴマ
中国名 田野水苏 tian ye shui su
英 名 corn woundwort , field stachys , field woundwort , hedge-nettle , staggerweed , wild mint
学 名 Stachys arvensis L.
ヤブチョロギの花序
ヤブチョロギの花
ヤブチョロギの花
ヤブチョロギの閉鎖花
ヤブチョロギ萼の上面
ヤブチョロギの果実
ヤブチョロギの茎
ヤブチョロギ
ヤブチョロギ2
ヤブチョロギ分果
ヤブチョロギ葉
花 期 3~4月
高 さ 10~60㎝
生活型 1年草又は越年草
生育場所 道端、空地、荒地
分 布 帰化種  ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ原産原産
撮 影 西浦町 12.124
茎は下部で分枝して傾伏又は直立し、稜がやや盛り上がる4稜形、硬い長毛と短毛がある。葉は対生し、長さ1.5~3.5㎝の卵形~楕円状卵形、毛が多く、縁には鋸歯があり、葉先は円く、基部は心形。上部の葉は葉柄がほぼ無く、基部の葉には1~2.5㎝の長柄がある。茎の上部の葉腋に唇形花を2~6個つける。花冠は淡紫色、長さ3~6㎜、上唇は小さく、下唇は3裂して大きい。下唇の中央裂片は大きく、両側の側裂片は小さい。雄しべ4個。花柱は雄しべより短く、先が2裂する。萼は先が5裂し、先が針状に尖り、萼筒の長さ2.5~4㎜、上面は紫色を帯び、毛が多く、腺毛が混じる。果実は4分果。分果は長さ約1.5㎜、褐色~黒色、熟すと表面に粒状の突起が出る。2n=10。