ツチアケビ  土木通
[別名] ヤマノカミノシャクジョウ
[中国名] 血红肉果兰 xue hong rou guo lan
[学名] Cyrtosia septentrionalis (Rchb.f.) Garay
Galeola septentrionalis Reichb. f.
ラン科 Orchidaceae  ツチアケビ属
三河の植物観察
ツチアケビの花序
ツチアケビの花
ツチアケビの花
ツチアケビの花横
ツチアケビの乾いた果実
ツチアケビの乾いた果実の中
ツチアケビ
ツチアケビ花序
ツチアケビ種子
 和名は果実がアケビに似ていることから。葉緑素を持たない腐生植物。ナラタケと共生し、日陰に生える。根茎はほぼ這い、太くて短く、直径1~2㎝、卵形の鱗片をわずかにつける。茎は直立し、赤褐色、長さ30~170㎝、先半分は短い銹色の綿毛が密にある。花序は頂生又は側生し、側総状花序は長さ3~7(10)㎝、花を4~9個つける。花序の基部には長さ1.5~2.5㎝の卵状披針形の苞を数個つける。小苞は卵形、長さ2~3㎜、背面には銹色の毛がある。小花柄と子房は長さ1.5~2㎝、短い銹色の綿毛がある。花は黄色、薄く赤褐色に汚れる。萼片は長さ約2㎝の楕円状卵形、内面に短い銹色の綿毛がある。側花弁は萼片に似ていて、わずかに幅が狭く、無毛。唇弁はほぼ広卵形、黄色、萼片より短く、内面に毛状のパピラがあり、ときに主脈に沿ってとさか状の薄板があり、縁は不規則な歯又は微細不整歯がある。ずい柱は長さ約7㎜。果実は血赤色、肉質、長さ7~13㎝、幅1.5~2.5㎝、形はアケビというよりはバナナに近く、熟しても裂開しない。果実を採取して時間が経つと乾いて黒色になる。種子は密に入り、周囲に翼があり、翼を含めて長さ0.7~0.9㎜の卵形、褐色、光沢がある。2n=28
[花期] 6~7月
[草丈] 30~100(170)㎝
[生活型] 腐生植物
[生育場所] 山地の林内、笹薮
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、沖縄、中国
[撮影] 面の木湿地 07.7.8(花)、05.8.15(果実)
静岡県    14.6.24(花)
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