ツルウメモドキ 蔓梅擬

Flora of Mikawa
ニシキギ科 Celastraceae ツルウメモドキ属
| 中国名 | 南蛇藤 nan she teng | 
| 英 名 | Oriental bittersweet,Asian bittersweet, Asiatic bittersweet | 
| 学 名 | Celastrus orbiculatus Thunb. | 






| 花 期 | 5~6月 | 
| 高 さ | つる性 | 
| 生活型 | 落葉低木 | 
| 生育場所 | 山野の林縁 | 
| 分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国 | 
| 撮 影 | 蒲郡市五井町 03.5.17 | 
和名の由来は葉がウメモドキに似ていて、つる性であることから。つるは太くなると20㎝にもなる。葉は梅に少し似ていて、互生し、長さ5~13㎝、幅3~9.5㎝の広卵形~円形。葉裏は平滑。葉柄は長さ1~2㎝。雌雄別株。長さ1~3㎝の集散花序に1~7個の花がつく。花は淡黄緑色の星型で、直径6~8㎜。5数性で、花弁、萼、雄しべは5個。雌花は雄花よりやや小さい。蒴果は黄色で、直径7~8㎜の球形。秋に熟すと3つに割れ、仮種皮に包まれた赤い種子が見える。種子は長さ3~4㎜。2n=46
イヌツルウメモドキは葉裏に乳頭突起のある品種。ときに中央脈にオニツルウメモキのようなウネ状の隆起条をもつものがある。
オオツルウメモドキは葉の裏面脈上に曲毛又は縮れた毛があり、果実がやや小さい。
オニツルウメモドキは葉が大きく、葉裏の脈上に翼状~ウネ状の隆起条があり、翼の一部に波形刺がある。
イワウメヅルは葉が小さく、長さ5㎝以下、鋸歯が芒状になる。
 イヌツルウメモドキは葉裏に乳頭突起のある品種。ときに中央脈にオニツルウメモキのようなウネ状の隆起条をもつものがある。
オオツルウメモドキは葉の裏面脈上に曲毛又は縮れた毛があり、果実がやや小さい。
オニツルウメモドキは葉が大きく、葉裏の脈上に翼状~ウネ状の隆起条があり、翼の一部に波形刺がある。
イワウメヅルは葉が小さく、長さ5㎝以下、鋸歯が芒状になる。