ツリバナ 吊花

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Flora of Mikawa

ニシキギ科 Celastraceae ニシキギ属

中国名 垂丝卫矛 chui si wei mao
学 名 Euonymus oxyphyllus Miq.
Euonymus oxyphyllus Miq. form. microcarpus (Hayashi) Hayashi
ツリバナの花
ツリバナの花2
ツリバナの果実裂開前
ツリバナの果実裂開後
ツリバナ
ツリバナ葉表
ツリバナ葉裏
花 期 5~6月
果 期 9~10月
高 さ 4~6m
生活型 落葉低木
生育場所 山地
分 布 在来種  北海道、本州、 四国、九州、朝鮮、中国
撮 影 〔花〕東栄町 06.5.30   
〔実〕五井山 01.9.13
和名の由来は花や実が垂れ下がる様から。
 幹は灰褐色、樹皮に縦の細かな割れ目が入る。葉は対生し、長さ3~10㎝の卵形~長楕円形、先が尾状に尖り、基部は広い楔形、縁に細かい鋸歯がある。花柄の長さは10㎝以上にもなり、花が垂れ下がる。花は直径6~7㎜、花弁5個、淡緑色で、ときに紫色を帯びる。果実は直径9~12㎜の球形の蒴果で、熟すと、5つに割れ、赤い仮種皮に包まれた種子が垂れ下がる。
 ヒロハツリバナEuonymus macropterusはブナ帯の中部~上部に分布する。花は4数性。果実に明瞭な翼がある。