ツゲ  黄楊、柘植
[別名] アサマツゲ、コツゲ
[英名] Japanese boxwood, Creole box
[学名] Buxus microphylla Siebold et Zucc. var. japonica (Mull.Arg. ex Miq.) Rehder et E.H.Wilson
Buxus japonica Mull. Arg. ex Miq.
ツゲ科  Buxaceae  ツゲ属
三河の植物観察
ツゲの花序
ツゲの雌花
ツゲの雄花
ツゲ果実
ツゲの葉裏の中脈
ツゲの幹
ツゲの樹皮の割れた幹
ツゲ
ツゲ裂開した果実
ツゲの葉表
ツゲ葉裏
ツゲの葉柄
 新城市(鳳来町)の木柳野ツゲ自生地は国の天然記念物に指定されている。材質は黄色を帯び、硬く木目が細かい。
 幹は灰白色~淡灰褐色、古くなると樹皮に割れ目が入る。全体に無毛。葉は対生し、長さ1~3㎝、幅7~15㎜の倒卵形、全縁、先は小さく凹み、基部は楔形。葉裏の中央脈上に白色の短毛があり、側脈はほとんど見えない。雌雄同株。葉腋に花を束生し、雌花が中心に1個つき、その周りに雄花が数個つく。雌花は緑色の子房と舌状の花柱が3個あり、花弁はなく、萼片が6個ある。雄花は4個の雄しべがあり、花弁はなく、4個の萼片がある。蒴果は長さ約10㎜の倒卵形、先に3個の花柱が残り、熟すと3裂開する。種子は長さ約6㎜、長楕円形、黒色、光沢がある。
  ヒメツゲ var. microphylla は葉が長さ2㎝、幅5㎜以下の栽培種。
 チョウセンヒメツゲ var. insularis は広島県、岡山県、徳島県、朝鮮、中国に分布し、葉が長さ1㎝と小さく、若枝や葉柄に微毛がある。
 タイワンアサマツゲ var. sinica (Buxus sinica) は沖縄、中国、台湾に分布し、葉が長さ1.5~3.5㎝、幅8~20㎜と大きく、若枝に毛がある。
[花期] 3~4月
[樹高] 2~9m
[生活型] 常緑低木~小高木
[生育場所] 山地の石灰岩地、蛇紋岩地
[分布] 在来種  本州(関東地方以西)、四国、九州
[撮影] 新城市  14.4.14
TOP Back