トウゴクサバノオ  東国鯖の尾
[学名] Dichocarpum trachyspermum (Maxim.) W.T.Wang et P.K.Hsiao
キンポウゲ科  Ranunculaceae  シロカネソウ属
三河の植物観察
トウゴクサバノオの花
トウゴクサバノオの花弁
トウゴクサバノオの蕾
トウゴクサバノオの果実
トウゴクサバノオ
トウゴクサバノオ葉
 和名は果実の形が鯖の尾に似ていることに由来する。全体無毛。葉は対生し、葉柄の基部は鞘状に合着し、3出複葉。小葉は長さ5~15㎜の広卵形~広倒卵形、鈍鋸歯がある。長い花柄の先に花が1~3個つき、上向き~横向きに咲く。花は直径6~8㎜、淡黄色の5弁花。花弁のように見えるのが萼片であり、5個つく。花弁は蜜腺化して小さく、鮮黄色の軍配形。雄しべは多数。果実は袋果、2個の袋がV字形~T字形に開き、片側に種子が約5個入り、熟すと上側が2裂する。種子は球形、微細な突起が密にある。2n=36
 サバノオは九州に分布し、花が白色、萼片の裏側に縦筋が目立つ。種子に突起がない。
 ツルシロカネソウ(シロカネソウ)は本州の太平洋岸に分布し、小葉の先が尖る。花が白色。萼片の裏側の筋はほとんどない。
 サンインシロカネソウは日本海側に分布し、花が淡黄色、萼片の基部が赤紫色を帯びる。
[花期] 4~5月
[草丈] 5~15㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の湿った場所
[分布] 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州
[撮影] 面ノ木  07.5.12
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