チドリノキ  千鳥の木
[別名] ヤマシバカエデ
[英名] hornbeam maple
[学名] Acer carpinifolium Sieb. et Zucc.
ムクロジ科 Sapindaceae カエデ属
三河の植物観察
チドリノキの枝先
チドリノキの枝
チドリノキの葉裏の毛
チドリノキの幹
チドリノキ
チドリノキ葉表
チドリノキ葉裏
チドリノキの葉の鋸歯
 カエデ科 Aceraceae は現在主流のAPG植物分類体系ではムクロジ科 Sapindaceae に含められた。世界で広く栽培されている。和名は翼果を千鳥の飛ぶ姿に見立てたことに由来する。別名のヤマシバカエデは葉がサワシバによく似ているため。
 幹は暗灰色~灰色、皮目がある。葉は対生し、葉柄は長さ5~20㎜、花時には毛があり、後に無毛。葉身は長さ7~15㎝、幅3~7㎝、卵状長楕円形、基部は浅い心形~円切形、先は尾状に鋭く尖る。葉縁は分裂せず、鋭い重鋸歯。葉表は若葉の時に脈上に毛があるが後に無毛。葉裏は軟毛があり、成葉でも脈上に伏した毛が残る。側脈は18~25対、平行する直線状。雌雄別株。雄花序、雌花序とも長さ5~8㎝の総状花序に花が5~15個つく。花は直径約1㎝、花弁4個、萼片4個、軟毛がある。雄花は雄しべ4~10個。両性花は花柱が長く、先が2裂する。翼果は翼がほ直角に開き、分果は長さ2.5~3㎝、無毛。
 オオバチドリノキは葉が大きく、長さ約20㎝。
[花期] 5月 (果期 8~10月)
[樹高] 8~10m
[生活型] 落葉小高木
[生育場所] 山地のやや湿った場所
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(岩手県以南)、四国、九州
[撮影] 東栄町  15.6.10
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