スイセン・テタテットゥ
[別名] ミニラッパスイセン
[英名] miscellaneous daffodil
[学名] Narcissus 'Tete-a-tete'
Narcissus cyclamineus 'Tete-a-Tete '
ヒガンバナ科 Amaryllidaceae  スイセン属
三河の植物観察
スイセン・テタテットゥの花
スイセン・テタテットゥの花2
スイセン・テタテットゥの花5
スイセン・テタテットゥの花3
スイセン・テタテットゥの花4
スイセン・テタテットゥ
スイセン・テタテットゥ葉表
スイセン・テタテットゥ葉裏
 ミニチュアスイセンの中の最も代表的な品種の1つ。1949年以前からあるハイブリッド種。園芸品種分類 12 Y-Y その他のスイセン。1993年に王立園芸協会(RHS) のGarden Merit賞(AGM)、2014年にアメリカ水仙協会のWister賞を受賞している。
 'Tete-a-Tete 'は種子親が 'Cyclataz' 12YーOであり、花粉親は自然受粉である。'Cyclataz' は種子親が'Soleil d' Or' 8Y-O、花粉親が Narcissus cyclamineus(ラッパズイセン系)である。
 強健でよく野生化する。高さ15~20㎝。花茎は葉より長くなる。花は茎に2~3個、黄色、直径3~4(6.5)㎝。花被片は6個、卵形、鮮黄色、わずかに端が白色になり、開出又は少し反曲し、平坦、重なりは1/4程度。内花被片は縁が波状。副花冠は短い円筒形、花被片より暗色、口は直線状又はわずかに広がり、6浅裂し、縁は円鋸歯。 ‘Jumblie’12 Y-O や ‘Quince 12 Y-Yが兄弟。花期は3月~4月初旬。n=24+1B
 名前はフランス語のhead to head の意味だが、茎に花が1、2個の意味ではない。初期のミニチュアを作ったMr. Taitの友人のジョークで名づけられ、Mr. Taitに因むらしい。
 ※参考 アメリカスイセン協会データベース
[花期] 3~4月初旬
[草丈] 20~30㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 道端、土手、草地
[分布] 帰化種 イギリスで作られた園芸品種
[撮影] 豊橋市   17.3.9
【園芸種の分類】
 原種のNarcissus cyclamineusこれはスイセン属のスイセン亜属(Narcissus亜属 )Pseudonarcissus節に含まれる。
①スイセン亜属(Narcissus亜属 )
 (6)Pseudonarcissus節
    N. abscissus、N. alcaracensis、N. asturiensis、、N. confusus、
    N. cyclamineus(キクラミネウス):ポルトガル北西部、スペイン北西部原産
    N. dubius、N. enemeritoi、N. eugeniae、
    N. hispanicus、N. jacetanus:スペイン原産・小型、
    N. longispathus、N. moleroi:スペイン東部原産・淡黄色、
    N. munozii-garmendiae:スペイン原産・黄色、N. nevadensis:スペイン原産、
    N. primigenius:スペイン北西部原産、N. pseudonarcissus(ラッパズイセン)、
    N. pseudonarcissus subsp. bicolor 、N. pseudonarcissus subsp. leonensis 、
    N. pseudonarcissus subsp. minor 、N. pseudonarcissus subsp. moschatus 、
    N. pseudonarcissus subsp. nobilis、N. pseudonarcissus subsp. pallidiflorus 、
    N. villarvildensis:スペイン原産、N. yepesii

園芸品種分類
 Division 12 Miscellaneous = Other Daffodil Cultivars(その他の水仙)
   1~11区分のいずれにも属さない園芸品種
  園芸種の例
  Tete-a-Tete, Toto, Jumblie , Quince

【Narcissus cyclamineus】
 ポルトガル北西部、スペイン北西部原産。英名はcyclamen-flowered daffodil。多年草、球茎があり、強健。高さ15~20㎝。葉は草質、狭いひも状、明緑色。花は花茎に1~2(3)個、垂れ下がって下向きにつき、明黄色、長さ約4.5㎝。花被片は後方に強く反曲し、筒状になる。副花冠は長くて、狭く、先が、不規則にフリル状に切れ込む。ポルトガルでの花期は1月末~3月。栽培すると短命なことが多い。ハイブリッドの栽培種の方が強い。

【品種の表示】
 Throckmorton classification system
 花冠(perianth=petal)と副花冠(corona=cup)の3色で分類する
  ①花被片perianthの色
  ②副花冠の目 eye(副花冠のカップ内側の部分 inner zone)の色
  ③副花冠 corona の中央(middle zone)の色
  ④副花冠の縁 rim=edge の色
 色のコード Throckmorton's color code system
  W(白色又は帯白色)、G(緑色)、Y(黄色)、P(ピンク色)、O(オレンジ色)、R(赤色)

 品種の表示例
  品種名称 Division 9  W-GYR ・・・副花冠が3色
        分類形式 ①-②③④
  副花冠の部分が同の場合は省略する。
        Division 9  W-Y  ・・・・副花冠が1色
        Division 9  W-GY ・・・・副花冠の目の色が異なり、縁が同色
  花被片の内側の色が異なる場合
        Division3 WWY-O・・・・・花被片が白色、内側が黄色、副花冠がオレンジ色
※参考 the American Daffodil Society(ADS)アメリカスイセン協会  http://daffseek.org/
     データベースがあり、品種名により検索できる。
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