スイセン・グランドモナーク
[英名] Paperwhites 'Grand Monarque'
[学名] Narcissus tazetta 'Grand Monarque'
Narcissus tazetta subsp. italicus 'Grand Monarque'
Narcissus tazetta subsp. lacticolor 'Grand Monarque'
ヒガンバナ科 Amaryllidaceae  スイセン属
三河の植物観察
スイセン・グランドモナークの花序
スイセン・グランドモナークの花序2
スイセン・グランドモナークの花
スイセン・グランドモナークの苞
スイセン・グランドモナークの葉先
スイセン・グランドモナーク
スイセン・グランドモナーク葉表
スイセン・グランドモナーク葉裏
 西尾市(旧幡豆町)内にたくさん植えられ、増えている。花の匂いは日本水仙と同じように強く、増殖しやすい品種。
 園芸品種分類 8 W-Y、タゼッタ系(房咲き水仙)園芸品種。オランダ産、1759年以前の登録品種。Narcissus tazetta subsp. italicus (Narcissus. tazetta subsp. lacticolor)系統。ハイブリッドの親は不明。花は春中期。日本水仙に似ているが、花被片の先が尖り、クリーム色~白色。副花冠(カップ)は浅く、 明黄緑色(brilliant greenish yellow)。花は多数(5~9個)、束生する。花粉や種子には稔性がある。

 タゼッタ系のよく似た品種
●Grand Primo Citronie 8 W-Y オランダ産
   古い栽培種で野生化している。花は晩冬~早春
   副花冠がシトロンイエロー(citron-yellow)
●Grand Primo 8 Y-Y  原産地不明
   古い栽培種で野生化している。花は晩冬~早春
●Early Grand Primo' 8 W-Y 原産地不明
   小さい花が12~15個つく。花は晩冬~早春
[花期] 2~4月
[草丈] 20~40㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 道端、土手、草地
[分布] 帰化種 オランダで作られた園芸品種
[撮影] 西尾市   16.3.27
【園芸種の分類】
 Narcissus tazetta subsp. italicus (Narcissus. tazetta subsp. lacticolor)系統。これはスイセン属のHermione亜属Tazettae節に含まれる。

②Hermione亜属
 (8)Serotini節
    N. obsoletus:地中海沿岸原産・白色 、
    N. serotinus:地中海沿岸原産・副花冠がごく小さい
 (9)Tazettae節
    N. dubius、N. elegans、
    N. papyraceus(ペーパーホワイト)2n=22、N. papyraceus subsp. pachybolbus 、
    N. papyraceus subsp. panizzianus 、N. papyraceus subsp. polyanthos 、
    N. tazetta subsp.tazetta(フサザキスイセン)2n=20、N. tazetta subsp. aureus 、
    N. tazetta subsp. canariensis 、N. tazetta L. subsp. chinensis(スイセン)
    N. tazetta subsp. corcyrensis 、N. tazetta subsp. italicus 、N. tortifolius
 (10)Aurelia節 N. broussonetii
 (11)Tapeinanthus節 N. cavanillesii

【Narcissus tazetta subsp. italicus】
  synonymes Narcissus chrysanthus DC. et N. Subalbidus Lois.
 多年草、高さ30~50㎝、無毛、球茎は卵形、大きい。葉は4~6個つき、幅10~15㎜、平ら、鈍形、ほとんど花茎と等長。花は散形花序に5~12個つき、直径約4㎝。花被片は黄色~淡色、長楕円形、先が鋭形、ほぼ覆瓦状、狭い花筒とほぼ同長。副花冠は黄色、高さ約1/4の4~6㎜のノッチや切れ込みがある。雄しべは長さが不規則。雌しべは雄しべより長い。フランスのアルプ=マリティーム県の Var川流域、イタリアのサルデーニャ島に分布。

【品種の表示】
 Throckmorton classification system
 花冠(perianth=petal)と副花冠(corona=cup)の3色で分類する
  ①花被片perianthの色
  ②副花冠の目 eye(副花冠のカップ内側の部分 inner zone)の色
  ③副花冠 corona の中央(middle zone)の色
  ④副花冠の縁 rim=edge の色
 色のコード Throckmorton's color code system
  W(白色又は帯白色)、G(緑色)、Y(黄色)、P(ピンク色)、O(オレンジ色)、R(赤色)

 品種の表示例
  品種名称 Division 9  W-GYR ・・・副花冠が3色
        分類形式 ①-②③④
  副花冠の部分が同の場合は省略する。
        Division 9  W-Y  ・・・・副花冠が1色
        Division 9  W-GY ・・・・副花冠の目の色が異なり、縁が同色
  花被片の内側の色が異なる場合
        Division3 WWY-O・・・・・花被片が白色、内側が黄色、副花冠がオレンジ色
※参考 the American Daffodil Society(ADS)アメリカスイセン協会  http://daffseek.org/
     データベースがあり、品種名により検索できる。
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