スイレンボク  睡蓮木
[中国名] 水莲木 shui lian mu
[英名] bow-wood , button-wood , crossberry , African starbush, four corners, lavender starflower
[学名] Grewia occidentalis L.
Grewia chirindae Baker f.
Grewia microphylla Weim.
アオイ科  Malvaceae  ウオトリギ属
三河の植物観察
スイレンボクの花
スイレンボクの花2
スイレンボクの雄しべと雌しべ
スイレンボクの蕾
スイレンボク枝
スイレンボク
スイレンボク葉
 盆栽に使われ、スイレンに似た小さな花のため、睡蓮木という。寒さに弱く、日本では低温では落葉する。花は春から秋まで咲き、5~6月に開花が始まる。シナノキ科 Tiliaceae はアオキ科に含められた。
 学名はGrewia occidentalisが正しく、Grewia caffraは誤りと思われる。同じように南アフリカに分布するが、Grewia caffraは花が黄色、花弁が反りかえる。Flora of Zimbabweを参考にすると違いがよくわかる。
 原産地のアフリカでは開花が10月~1月。林縁、開けた林地又は低木林に生える。低木又は小木、しばしば這う。葉は楕円形~わずかに卵形、長さ14㎝以下、対照な葉の基部から3脈があり、表面はやや光沢のある緑色、裏面は淡色、まばらに主に脈上に毛がある。葉縁は波形(ホタテ貝の縁のような)又は歯状。花は腋生、単生又は数個の束状につき、紫色(パープル)~藤色(モーブ色)~ピンク色、まれに白色、直径(1.5~)約3㎝。花弁5個、萼片5個とも表面が同色。萼片は厚く、有毛、裏面が緑色を帯びる。雄しべ多数、花糸は紅紫色、葯は黄色。雌しべ1個。果実は液果、ほとんど4裂し(4個の球がくっついた形 crossberry ,four corners)、直径約15㎜、熟すと赤褐色、食べられる。(Flora of Zimbabwe:http://www.zimbabweflora.co.zw/index.php)
 ●Grewia caffra Meisn.(Grewia fruticetorum J. Drumm. ex Baker f.) 英名はClimbing raisin。分布はモザンビーク、ジンバブエ、南アフリカのムプマランガ州, クワズール・ナタール州。通常は多くの茎があり、這う低木。茎は明瞭な4角があり、小枝は硬く、ときに刺状になる。葉は長楕円状卵形~披針形、長さ2~6㎝、基部から3脈があり、無毛又はまばらに星状毛がある。葉縁は細かい歯状。花は黄色、直径約2㎝、数個の花が腋生する果実は球形、分裂せず、無毛又はまばらに星状毛がつき、直径7~10㎜、褐色~赤色、食べられる。
[花期] 5~10月
[樹高] 1~2m
[生活型] 常緑又は落葉低木
[生育場所] 栽培種
[分布] 帰化種 アフリカ(モザンビーク、ジンバブエ、南アフリカのクワズール・ナタール州)原産
[撮影] 西尾市(栽培)  16.6.3
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