和名の由来は葉が硬く、風にそよぐと音を立てることから。
幹は灰褐色、皮目が多い。葉は互生し、長さ4~8㎝の卵状楕円形、全縁で、葉が波打つのが特徴。葉柄は長さ1~2㎝。雌雄別株。雄花は花柄の先で枝分かれして散形状に3~8個つき、花柄は長さ1~2㎝、花弁は3~4個、雄しべは花弁と同数。雌花は長さ3~4㎝の長柄の先に普通、1個だけつき、直径約4㎜の白色5~6弁花。花柄の途中に小さな苞葉がつく。果実は直径約8㎜の核果、4個の核が入り、赤く熟す。長い花柄の中間の苞葉がとれて関節のように見える。果肉は黄色。2n=120。
果実の黄色のものはキミノソヨゴという。
クロソヨゴは枝が黒く、葉の上半分に浅鋸歯がある。
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