シマサルスベリ  島猿滑
[別名] シマヒャクジツコウ 島百日紅
[中国名] 南紫薇 nan zi wei
[学名] Lagerstroemia subcostata Koehne
ミソハギ科 Lythraceae  サルスベリ属
三河の植物観察
シマサルスベリの花序
シマサルスベリの枝
シマサルスベリの枝2
シマサルスベリの裂開した果実
シマサルスベリの幹
シマサルスベリ
シマサルスベリ葉表
シマサルスベリ葉裏
 幹は平滑、薄く剥げ落ち、濃淡のまだら模様になる。小枝は無毛~灰色の微軟毛~軟毛がある。葉は葉は対生又は互生し、コクサギ型葉序となることもあり、葉柄は長さ2~4㎜。葉身は長楕円形~卵状披針形~楕円形~倒卵状楕円形、まれに倒卵形、長さ2~9(11)㎝、幅1~5㎝、紙質、葉裏面は無毛又はわずかに軟毛があり、側脈は3~10対、葉の基部は広楔形~類円形、先は尖鋭形。円錐花序はピラミッド形、長さ7~16(30) ㎝、灰褐色の軟毛があり、密に花がつく。花筒は6数性、 (10 )12(14)本の暗色の脈又は不明瞭な(10 )12(14)本の尾根があり、無毛~灰色の軟毛が密生する。萼片は長さ1~2㎜、内面は無毛。花冠の環帯( annulus)は薄いか見えない。萼状総包は無い。花冠は白色~ピンク色~紫色(日本で見られるものはほとんど白色)。花弁は広卵形、基部は鈍形(うちわ形)、長さ3.5~6㎜の爪部を含めて長さ7~10㎜、爪部は拡大部とほぼ同長。雄しべは15~30個、、2形性。子房は無毛。蒴果は球形~長楕円形、長さ6~9(11) ㎜。種子は翼を含めて長さ約4㎜。花期は6~8月。果期は7~10月。
 サルスベリLagerstroemia indica は世界で広く栽培されいる。
 幹は淡紅紫色、平滑、薄く剥げ落ち、濃淡のまだら模様になる。枝は細く、4稜があるか、丸く、微軟毛があり、後に無毛。葉は対生又は互生し、コクサギ型葉序となることもあり、無柄又は葉柄が長さ2㎜以下。葉身は楕円形~長楕円形~倒卵形~類円形、微凸形、長さ2.5~7(10)㎝、幅1.5~4㎝、紙質~やや革質、無毛又は葉裏の脈上に密毛があり、側脈は3~7対、基部は広楔形~円形、先は鋭形~鈍形、微突起又は小凹形がある。円錐花序はほぼピラミッド形、長さ7~20㎝、微軟毛があり、密に花がつく。花は6数性、花弁は紫色~フクシア色(鮮やかな赤紫色)~ピンク色~白色、うちわ形、下部は柄のような細い筒状、上部はほぼ円形。花弁の筒部は長さ7~11㎜、不明瞭~明瞭な6肋があり、無毛。花弁の拡大部は円形、爪部の6~9㎜を含めて長さ1.2~2㎝、縁が縮れて波打つ。萼片は長さ3.5~5.5㎜、表面は無毛、内側に環状部がある。萼状総苞は無い。雄しべは32~42個、2形性。外側の6個の雄しべは花糸が太くて長く、葯が紫色。内側の多数の雄しべは葯が黄色。雌しべは1個。子房は上位、無毛、6(まれに4)室。蒴果は楕円形、長さ7~8(13)㎜、幅7~8(12)㎜、6(まれに4)個に裂開する。種子は広い翼があり、翼を含めて長さ6~8㎜。2n = 48, 50
 ヤクシマサルスベリ Lagerstroemia subcostata var. fauriei は屋久島、種子島、奄美大島の固有変種。葉は有柄、葉身は卵状楕円形、先端が尖る。枝や花序は無毛。花は白色。
[花期] 6~8月
[樹高] 5~14(20)m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 庭、公園
[分布] 在来種 沖縄、中国、台湾、フィリピン
[撮影] 豊橋市    15.6.13
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