ショウジョウスゲ  猩々菅
[学名] Carex blepharicarpa Franch.
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の植物観察
ショウジョウスゲの花序
ショウジョウスゲの雌性小穂拡大
ショウジョウスゲの花時
ショウジョウスゲ
ショウジョウスゲ基部
ショウジョウスゲ雌鱗片と果胞
ショウジョウスゲの葉表
ショウジョウスゲの葉裏
 和名は、小穂が赤褐色であり、猩々(毛が赤茶色の伝説の獣、オランウータンの漢名)の毛を連想することから。
 茎は密に大きく叢生し、基部の鞘は褐色~暗褐色であり、若いうちは光沢があり、後に繊維状に細裂する。前年葉は倒れ、新葉が出て花茎が出る。葉は幅2~4㎜。花時に葉は花茎より短く、花後に花茎より葉が長くなる。茎頂の雄小穂は長さ1~3㎝の棍棒状、淡赤褐色。側小穂は雌性、長さ1~3㎝、やや長い柄があり直立する。苞は有鞘、中の雌小穂の柄の基部に褐色の鞘がある。果胞は長さ4~6㎜、密に毛があり、嘴はやや長く、口部は凹形又は2小歯。雌鱗片は濃栗褐色、縁に透明部分があり、円頭~凹頭で短い芒がある。柱頭は3分岐。雄鱗片は図鑑と異なり、先端の芒がなく、円頭、2脈のものと1脈のものが混ざる。
 ツクバスゲは半地表性の細長い根茎がある。果胞の先が長い嘴になり、口部に鋭い明瞭な2歯がある。
[果期] 4~8月
[草丈] 20~50㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 低地~山地の斜面、草地
[分布] 在来種(日本固有種) 北海道、本州、四国、九州
[撮影] 新城市 12.3.28
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