ショウジョウバカマ  猩猩袴
[英名] Japanese hyacinth
[学名] Helonias orientalis (Thunb.) N.Tanaka
Heloniopsis orientalis (Thunb.) C.Tanaka
シュロソウ科 Melanthiaceae ショウジョウバカマ属
三河の植物観察
ショウジョウバカマの花
ショウジョウバカマの赤花
ショウジョウバカマの花横
ショウジョウバカマの果実
ショウジョウバカマの熟して裂開した果実
ショウジョウバカマの葉
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ花拡大
ショウジョウバカマ種子
 旧分類ではユリ科に属した。
 葉は長さ5~20㎝の厚めのへら形、ロゼット状になり、全縁。花茎には鱗片葉がある。茎頂に総状に花を多数付ける。花冠は淡紅色~濃紅紫色など色の変化が多く、まれに、白色もある。花披片は6個、長さ約1.5㎝。花被片の基部はやや膨らむ。雄しべ6個、葯は紫色。花被は花後に退色し、下向きになり、その後、花茎は伸び、蒴果が上向きに大きくなる。花被や蒴果は緑色になり、雌しべや花糸も残る。蒴果は長さ約8㎜、3つにくびれ、熟すと淡褐色になり、裂開する。種子は長さ4.5~6㎜、両端に細い付属体があり、糸くず状。種子で増えるほか、葉の先端が地面につくと発根して新苗を作る不定芽でも増える。2n=34
 コチョウショウジョウバカマ Helonias breviscapa (Maxim.) N.Tanaka はツクシショウジョウバカマ、シロバナショウジョウバカマ、ヤクシマショウジョウバカマを統合して別種とされたもの。属もHeloniasに統合されている。
 ツクシショウジョウバカマ Heloniopsis orientalis var. flavidaは九州に分布し、花が白色~淡紅色、後の淡緑色、花被片の基部の膨らみがない。葉は波打ち、葉の縁に細かい波状の鋸歯がある。
 シロバナショウジョウバカマ Heloniopsis orientalis var. breviscapa は本州(関西以西)及び四国の山地に分布し、やや小型で、花が白色、葉の厚みがショウジョウバカマより薄く、縁に細かい波状の鋸歯がある。
 コショウジョウバカマHelonias kawanoi Heloniopsis kawanoi は鹿児島県、奄美大島~沖縄に分布し、極小型種。
[花期] 3~4月
[草丈] 10~30㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 低地~丘陵の湿った場所
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮
[撮影] 三ヶ根山 04.3.14
TOP Back