シソ科アキギリ属の栽培種、サルビアの一種。メキシコ原産。日本では最も栽培の多い品種のイエローマジェスティの名でも呼ばれる。花が黄色、秋咲きの大型のサルビア。原産地では標高1200～1500mの砂漠または乾燥した低木地帯に生える。
　常緑亜低木、高さ1.5～2(3)m。茎は明瞭な4稜形、太さ2.5㎝以上になり、稜が太いうね（翼）状になり、毛が密生する。葉は葉柄があり、対生し、狭卵形～卵形～卵状三角形～心形、長さ5～18㎝、基部は切形～心形、先は鋭形、芳香があり、上面は暗緑色、脈が凹み表面が粗く、下面は白緑色、脈が盛り上がる。穂状花序は頂生、直立し、長さ30㎝以下、花を輪散花序に多数つける。萼は黄緑色、2唇形、黄褐色の腺毛が密にある。花冠は黄色、長さ2.5～3㎝、2唇形、下唇は3裂し、内側が白色。花筒は長く、真っすぐ、水平～やや斜上。花期は10～11月。
品種)　'Dunham' , 'Golden Fountain' , 'Red Neck Girl' , 'Yellow Majesty'