サイコクヌカボ  
[学名] Persicaria foliosa (H.Lindb.) Kitagawa var. nikaii (Makino) Hara
タデ科 Polygonaceae  イヌタデ属
三河の植物観察
サイコクヌカボの花
サイコクヌカボの托葉鞘
サイコクヌカボ
サイコクヌカボ葉
サイコクヌカボ葉2
 茎の下部は地を這い、節から根を出し、上部は斜上し、分枝する。葉は長さ3~9㎝、幅2~9㎜の長披針形~長線形。葉質はやや厚い。短い葉柄がある。葉裏に普通、腺点がない。托葉鞘は長さ5~10㎜の筒状、同長の長い縁毛がある。長さ5~6㎝の花序に淡紅色の花をまばらにつける。痩果は長さ1.5~2㎜、茶褐色~黒褐色、光沢があり、レンズ形。愛知県の準絶滅危惧種に指定されている。
 マンシュウヌカボタデvar. foliosa は中国に分布し、葉の基部が楔形、托葉鞘の縁毛が長さ0.5~1㎜。中国名は多叶蓼 duo ye liao 。2n=20
 ヤナギヌカボ var. paludicolaは本州全域に分布し、葉の幅がやや狭く、葉裏に腺点がある。花序が短く、痩果は長さ1.2~1.5㎜とやや小さく、レンズ形又は3稜形。
 愛知県ではヤナギヌカボ は確認されていない。また、ヌカボタデも三河では確認されていない。
 ヌカボタデは日本全土、朝鮮に分布する。葉裏に腺点があり、托葉鞘が長さ2~6㎜、ほぼ同長の縁毛がある。花序が細く、花がまばらにつく。痩果は長さ約1.5㎜、レンズ形又は3稜形。
[花期] 9~10月
[草丈] 30~60㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] ため池、河川敷き
[分布] 在来種(日本固有変種) 本州(中部地方以西)、四国、九州
[撮影] 田原市  06.11.1
TOP Back