ポンポンアザミ 
[英名] pompom weed, pompom bossie
[学名] Campuloclinium macrocephalum (Less.) DC.
Eupatorium macrocephalum Less.
Eupatorium donianum Hook. et Arn.
キク科 Asteraceae  カンプロクリニウム属
三河の植物観察
ポンポンアザミ花序
ポンポンアザミの花
ポンポンアザミの総苞
ポンポンアザミの冠毛
ポンポンアザミの果実2
ポンポンアザミの葉裏鋸歯
ポンポンアザミの茎や葉柄の白色の剛毛
ポンポンアザミの茎
ポンポンアザミ
ポンポンアザミ筒状花
ポンポンアザミ痩果
ポンポンアザミの冠毛の小刺
ポンポンアザミ葉表
ポンポンアザミ葉裏
 北アフリカ、オーストラリア、西アジアなどに帰化し、問題となっている。東三河の田原市(旧渥美町)などで増加し、道端などでも見られるようになり、愛知県の「自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例」により、生態系に著しく悪影響を及ぼすおそれのある移入種として平成23年3月に公表された。栽培種であり、10年ほど前から、蒲郡市内でも野生化しているものを確認しているがあまり増加していない。痩果はよくできており、草刈り等の管理の問題であると思われる。ポンポンアザミがニオイアザミVernonia glabra という名で販売されているが、glablaは無毛の意であり、ポンポンアザミは臭いがほとんどなく、名前が違っている。
 ヒヨドリバナ属 Eupatoriumに分類されることもあり、ヒヨドリバナ連に分類される。
 根茎は先がチューブ状の太い根に分かれ、深い。茎は直立し、分枝する。茎、葉、総苞に粗い剛毛がある。葉の剛毛はすべて白色であり、茎や総苞の剛毛はピンク色のものと白色のものがある。葉は対生又は互生し、淡緑色、長さ6~8㎝、幅2㎝以下の披針状長楕円形、葉の基部は狭まり、翼のある葉柄へと続く。上部の葉は小さい。頭花はピンク色、長さ約15㎜、直径約25㎜。筒状花のみからなり、花冠の先は5裂する。ピンクの花柱の先が2裂し、花冠から長さ6~8㎜、突き出して広がり、頭花は丸くなる。痩果は長さ約5㎜。冠毛は褐色を帯び、上向きの小刺があり、果体とほぼ同長、分枝しない。2n= 20, 30
 Vernonia glabra (wild heliotrope)はアフリカに分布し、ポンポンアザミとは似ていない。葉にさわっても滑らかである。葉は長さ6~12㎝、幅15~25㎜。ショウジョウハグマ属であり、花が異なり、痩果も違う。
[花期] 7~11月
[草丈] 30~130㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 道端、空地
[分布] 帰化種   南アメリカ(アルゼンチン、ブラジル)、中央アメリカ(ボリビア、コロンビア、グアテマラ、ホンジュラス、パラグアイ)、メキシコ原産
[撮影] 田原市(旧渥美町)  12.7.9
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