オオヤマレンゲ  大山蓮華
[別名] ミヤマレンゲ
[学名] Magnolia sieboldii K. Koch subsp. japonica K. Ueda
モクレン科  Magnoliaceae  モクレン属
三河の植物観察
オオヤマレンゲの花
オオヤマレンゲの花
オオヤマレンゲの雄しべ
オオヤマレンゲ葉
オオヤマレンゲ
 オオヤマレンゲはMagnolia sieboldii subsp. japonica とされ、Magnolia sieboldii subsp. sieboldii から亜種として区別される。Flora of Chinaでは Oyama sieboldiiとし、区別していない。
 まとまりのない灌木、数個から多くの幹を出して広がる。小枝は細い。葉は互生し、葉身は長さ(5) 7~12(15)㎝の広倒卵形~まれに長楕円形、全縁、先が短く尖り、基部は円形~切形~わずかに心形~まれに鈍形。葉裏は白色を帯び、脈上に赤褐色~淡褐色の短毛がある。葉柄は長さ (1)2~2.5(3..5 )㎝、有毛~ほとんど無毛。葉の展開後にホウノキに似た白色の花が咲き、芳香がある。花柄は短い。花は枝先に横向き~下向きにつき、カップ形~卵形、開くと直径5~10㎝。花被片9個、白色、外側3個は萼状でやや短い。花弁状の花被片は6個。雄しべは淡黄緑色~乳白色。花糸は淡赤色、葯は淡燈黄色。果実(袋果の集合果)は長さ5~7㎝の長楕円形、熟すと裂開し、オレンジ色の種子が見える。袋果には種子が2個ずつ入る。2n=38
 オオバオオヤマレンゲ Oyama sieboldii (K.Koch) N.H.Xia et C.Y.Wu = Magnolia sieboldii subsp. sieboldii は朝鮮、中国に分布し、中国名は天女花 (tian nü hua)又は小花木蘭(xiao hua mu lan)。高さ3~10m。葯が赤紫色(濃紫色)。花被片は9~12個、同じ木に八重咲きの花が混じることもある。江戸時代から日本でも栽培されている。
 ウケザキオオヤマレンゲ Magnolia x wieseneri はオオバオオヤマレンゲとホオノキの雑種。花が上向きに咲く、園芸品種。
[花期] 5~7月
[樹高] (0.2)1~3(5)m
[生活型] 落葉灌木~落葉低木
[生育場所] 山地のやせ尾根、岩場、林縁
[分布] 在来種  本州(谷川連峰以西)、四国、九州、屋久島、中国(安徽省、広西省)
[撮影] 東館山高山植物園    05.7.31
TOP Back