オオルリソウ  大瑠璃草
[中国名] 琉璃草 liu li cao
[学名] Cynoglossum furcatum Wall. var. villosulum (Nakai) Riedl
Cynoglossum villosulum Nakai
Cynoglossum furcatum Wall.  (広義)
ムラサキ科 Boraginaceae  オオルリソウ属
三河の植物観察
オオルリソウの花
オオルリソウの花2
オオルリソウの小花柄
オオルリソウの萼
オオルリソウの茎
オオルリソウの茎基部の毛
オオルリソウの分果の刺
オオルリソウ根生葉
オオルリソウ
オオルリソウの花序の初期
オオルリソウの花序
オオルリソウの果実
オオルリソウの分果
オオルリソウの果時
オオルリソウ葉表
オオルリソウ葉裏
 基準変種 var. furcatum はウスバルリソウと呼ばれる。ウスバルリソウを含めて広義にオオルリソウとし、変種に分けない見解もある。
 日本のvar. villosulumは葉や花がやや小さく、茎は高さ60~90㎝、長さ1㎜以下の伏毛があるといわれる。葉は互生し、長さ10~15㎝。花冠は直径約4㎜、青色。小花柄は長さ約1㎜、果時に約3㎜。
 実際に観察した結果は次のとおり。
 最大の葉は長さ25㎝、幅6㎝、長さ20㎝の葉は幅が5㎝。花はやや大きく直径5~8㎜、7月末には花はほとんど終わり、葉も枯れかかる。終期の花は小さく、直径約4㎜。小花柄は長さ約2㎜で、上向きの毛が密生し、果時には長さ2~3㎜。花序枝は初期には短く、最頂部は3つ又が多い。茎の毛は下向きで短い。果実の分果は長さ3~4㎜(剛毛を含め)の卵形、表面に基部が幅広の長さ約0.5㎜の剛毛があり、剛毛の先に短い返し刺(イカ釣りのツノのような刺)が丸くつく。11月終わり頃は新しい芽が出て、根生葉をつける。稀に、11月末に花をつけている株が見られた。
 広義のオオルリソウは茎が直立し、単生又は数本~叢生し、黄褐色の剛毛が密生する。葉は互生し、下部の葉は長い葉柄がある。葉身は長さ15~20㎝、幅3~5㎝の楕円形~楕円状披針形、基部は狭まり、鈍頭、伏毛が密にある。 上部の茎葉は小形、無柄。花序は頂部又は葉腋につき、ほぼ2又に分枝し、花序枝は鈍角に広がる。小花柄は長さ1~2㎜、果時に萼より短く、剛毛が密生する。萼は長さ1.5~2㎜、果時には約3㎜以下にやや大きくなる。萼裂片は卵形~卵状惰円形、外面に密に剛毛がある。花冠は青色、漏斗形、基部は幅3.5~4.5㎜。喉部の付属体は長さ約1㎜の不等辺四辺形、縁に白色の毛があり、先は小凹形。花冠の先は5裂して開出し、幅5~7㎜。花冠裂片は楕円形、先は円い。果実は4分果、卵形~球形、長さ2~3㎜、幅1.5~2.5㎜、鋭い刺がある。2n=24。
 オニルリソウCynoglossum asperrimum は日本、朝鮮に分布する。湿った林縁、道端に生える。茎の下部に長さ2㎜以上の開出毛がある。花序の枝数がやや少なく、花序の先が2又分岐して斜上す8る。小花柄は長く、長さ2~3㎜、果時には約5㎜になる。萼裂片は細長く、長三角状惰円形。花は直径4~5㎜とやや小さい。
[花期] 7(~8)月
[草丈] 60~90㎝
[生活型] 越年草
[生育場所] 草地、道端
[分布] 在来種 本州(栃木県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、アフガニスタン、インド、ブータン、ネパール、パキスタン、タイ、ベトナム、インドネシア
[撮影] 本宮山  14.7.8
TOP Back