葉は直径3~6(8)㎝の腎円形、掌状に浅く7裂する。裂片は低い三角形で、縁は鈍鋸歯。葉の基部は深い心形で、両端はあまり開かない。葉の両面の脈上にはまばらに毛が生え、表表の艶はない。葉柄には下向きに曲がった毛がある。葉腋に球形の散形花序を1~5個つける。花は緑白色。花弁5個。雄しべ5個。花柱2個。花枝は短いが、葉腋に花枝がつく葉の柄は短く、葉と花序がほぼ同じ高さとなる。果実は長さ約1.2㎜、幅約1..9㎜、柄が有毛、紫色の斑点がある。2n=24
よく似た
オオチドメは葉が少し小さく、葉の裏面の脈上にはまばらに毛がつくが、葉の表面は無毛で艶があり、日当たりを好む。