オニシオガマ
鬼塩竃
[学名]
Pedicularis nipponica Makino
ハマウツボ科 Orobanchaceae シオガマギク属
和名の由来はシオガマギク属では大型で毛が多いことから。 科はゴマノハグサ科からハマウツボ科に移動された。
茎は太く、茎や葉など全体に白い軟毛が密生する。葉は根元に大きな葉が集まってつき、長卵形、羽状に全裂する。茎葉は全裂せず、縁は鋸歯状で、上部ほど小さくなり、苞へと続く。花は長さ3.5~4㎝の唇形花。淡赤紫色、まれに白花もある。花冠の上唇は舟形、下唇は3裂する。
[花期]
8~9月
[草丈]
30~70㎝
[生活型]
多年草
[生育場所]
山地の湿った林内、林縁
[分布]
在来種(日本固有種) 本州(中部地方以北)の日本海側
[撮影]
栂池自然園 07.7.27
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