ニセコウガイゼキショウ 偽笄石菖蒲

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Flora of Mikawa

イグサ科 Juncaceae イグサ属

別 名 マツカサコウガイゼキショウ、タカナベイ
英 名 grassleaf rush, red-anthered rush
学 名 Juncus marginatus Rostk.
ニセコウガイゼキショウ穂
ニセコウガイゼキショウ小穂
ニセコウガイゼキショウ根
ニセコウガイゼキショウ種子
ニセコウガイゼキショウ
ニセコウガイゼキショウの葉
ニセコウガイゼキショウの葉鞘
花 期 6~9月
高 さ 15~70㎝
生活型 多年草
生育場所 湿った場所
分 布 帰化種 北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ原産
撮 影 西尾市  09.8.17
帰化の報告はあるが、確認の少ないものである。花柄が細く、球状の頭花が串刺しのダンゴのようになる花序が特徴である。この場所では3年後に確認できなくなった。
 茎は細く、直立するが湾曲しやすい。茎葉は柔らかく、幅1~6㎜、基部は長い筒状の葉鞘があり、葉の先は平になって尖る。最下の苞葉は花序より短い。花序は集散花序につき、頭花は2~40個。頭花は(1)2~10(20)個(写真のものは5~15個)の花が球状につく。花被片は6個、暗褐色、披針形~卵形、先が尖る。外花被片は長さ1.8~3.2㎜。内花被片は外花被片よりわずかに長く、2~3.5㎜。蒴果が熟すと、赤褐色となる。雄しべ3個。蒴果は長さ1.8~2.9㎜、花被片とほぼ同長の球形で、嘴は無く、熟すと赤褐色になり、頭部が平らになる。種子は長さ0.4~0.7㎜の卵形、褐色(写真のものは0.3~0.4㎜)。2n= 38, 40