ニラ 韮

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Flora of Mikawa

ヒガンバナ科 Amaryllidaceae ネギ属

中国名 韭 jiu
英 名 garlic chives, Chinese leeks, Chinese chives
学 名 Allium tuberosum Rottler ex Sprengel.
ニラの花と蝶
ニラの花
ニラの花
ニラの果実
ニラ
ニラ種子
花 期 8~10月
高 さ 30~50㎝
生活型 多年草
生育場所 畑、道端
分 布 在来種 日本、中国、インド、パキスタン
撮 影 西尾市  01.8.31
ネギ属はユリ科からヒガンバナ科(ネギ亜科)へ移された。
 在来種か外来種か説が分かれる。古くから栽培されていて、道端でも普通に見られる。全草が強く臭い(ニラ臭)、根茎がある。葉は幅3~6㎜の扁平、先が鈍く尖る。花は散形花序につき、白色。花序の基部に2片に裂ける膜質の苞がある。花被片は6個、基部がごく短く合着し、先がとがった広披針形。雄しべ6個。子房は3室。果実は1室に1又は2個の種子が入り、熟すと3裂する。種子は長さ約3.5㎜、黒色。2n=16,24,32。
 ノビルは花被片の中央に淡紫色の筋があり、葯も淡紫色。花序に珠芽(むかご)がつく。
 ラッキョウ、ヤマラッキョウは花が紫色。
 シロバナタマムラサキはヤマラッキョウの白花品種であり、花被片の先が丸い。