ナンキンハゼ  南京櫨・南京黄櫨
[別名] トウハゼ、カンテラギ
[英名] Chinese tallow
[中国名] 乌桕 wu jiu
[学名] Triadica sebifera (L.) Small
トウダイグサ科 Euphorbiaceae  ナンキンハゼ属
三河の植物観察
ナンキンハゼの花序
ナンキンハゼの雄花
ナンキンハゼの雄花
ナンキンハゼ花序の腺体拡大
ナンキンハゼの実
ナンキンハゼ葉の腺
ナンキンハゼの幹
ナンキンハゼ
ナンキンハゼ雌花
ナンキンハゼ花序の腺体
ナンキンハゼ葉
ナンキンハゼ紅葉
 和名はハゼノキのように蝋を取ることから。街路樹としてよく植えられており、紅葉が美しい。植えられるような場所ではない堤防脇に野生化したナンキンハゼが2本あり、花をつけていた。
 幹は灰褐色、不規則に縦に裂ける。葉は互生し、長さ3.5~8㎝の菱形状卵形、先は尖り、基部は広い楔形~切形、全縁。葉表の基部に腺が2個ある。葉柄は長さ2~8㎝。枝先の若い葉は橙色を帯び、美しい。雌雄同株。長さ6~18㎝の総状花序に小さな黄色花を多数つける。花序の先部は雄花が多数つき、雌花は基部に少数つき、雌花のつかない花序も多い。雄花も雌花も花弁が無く、雌雄異熟であり、雄花と雌花の開花の順序が木によって異なり、雄性先熟の木と雌性先熟の木がある。雄花は苞ごとに数個集まってつき、雄しべ2~3個、萼が3浅裂し、受皿状。雌花は苞ごとに1個つき、雄花より長く、子房の長さ約3㎜、花柱3個。長さ2~3㎜の花柄がある。苞の左右の基部に耳のような大きな腺体がある。果実は直径約1.5㎝の扁球形、3稜があり、熟すと褐色~黒色になり、裂開して3個の種子が見えるようになる。種子は長さ約7㎜の広卵形、白色の蝋質の仮種皮に包まれており、紅葉の頃には果皮が落ち、冬には白い種子が枝に残って目立つ。種子は野鳥の餌になる。
[花期] 6~7月
[樹高] 5~15m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 街路、公園、庭
[分布] 帰化種 中国原産
[撮影] 蒲郡市  03.8.2
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