ナギナタガヤ 長刀茅
Flora of Mikawa
イネ科 Poaceae ナギナタガヤ属
別 名 | ネズミノシッポ |
中国名 | 鼠茅 shu mao |
英 名 | rat-tail fescue , rattail fescue , foxtail fescue |
学 名 | Vulpia myuros(L.) C.C.Gmel. synonym Festuca myuros L. |
花 期 | 5~6月 |
高 さ | 10~70㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 乾いた荒地、道端、草地 |
分 布 | 帰化種 ヨーロッパ、地中海沿岸原産 |
撮 影 | 幡豆町 06.5.27 |
日本には明治時代に牧草として導入され、本州、四国、九州に帰化し、空地や草地で普通に見られる。最近は果樹園などの雑草を抑える草として注目されている。草刈り作業、除草剤散布作業を軽減できる。秋に種をまき、冬から春に成長して果樹の下で繁り、枯れて有機物の補給源にもなる。三河地域でも柿畑などで使用されている。和名は小穂が一方向に並んでつくことによる。
Kewscienceではウシノケグサ属(Festuca)に統合している。
茎は細くて堅く、光沢がある。葉は有毛で、粉白色、縁が内巻きになり、幅約1㎜の糸状。葉舌は0.8~1㎜。葉鞘は無毛。円錐花序は長さ4~25㎝、幅2㎝以下、片側に傾き、薙刀のように見える。小穂は長さ5~11.5㎜、3~6個の小花をもつ。第1苞穎は短く、第2苞穎の長さの1/2以下である(第1苞穎は1.5㎜ , 第2苞穎は2.5~5.5㎜)。護穎は長さ4.5~6.5㎜、短毛があり、竜骨は不明瞭、先が伸びて5~15㎜の芒となる。内頴は腹部が窪む。果実は長さ3.5~4.5㎜、腹部が窪む。2n=42。
オオナギナタガヤは護穎の縁に長さ約0.5㎜の長毛がある。これを同一種とし、区別しない説がある。イヌナギナタガヤは第1苞穎の長さが第2苞穎の長さの1/2以上あり差が少ない。いずれも帰化種である。
一年草。稈は房状になり、細い。葉身は線形、普通、内巻き。葉舌は膜質。花序は狭まり、狭く、やや片側の円錐花序。小穂は側部が扁平、小花は数個~多数つき、最上部の小花は小さく、間隔が広い。小軸はザラつきまたは毛があり、各小花の下で関節離断する。苞穎は狭く、両苞穎は非常に長さが違い、宿存する。第1苞穎は小さく、ときに微細になり、0~1脈がある。第2苞穎ははるかに長く、1~3脈がある。護穎は狭披針形、膜質、成熟すると堅くなり、丸くなるかまたはたまに竜骨があり、かすかに3~5脈があり、背は平滑、ザラつきまたは毛があり、縁は内穎を巻込み、先は狭くなって芒になる。芒は真っすぐまたは曲がっており、普通、護穎よりも長い。カルスは短く、無毛または毛がある。内穎は護穎よりわずかに短く、竜骨には繊毛がある。雄しべは1~3個。子房は無毛。穎果は狭く、護穎と内穎でしっかり包まれる。へそは線形。
世界に26種あり、主に北半球の温帯地域に分布し、熱帯の高地に広がり、南アメリカにも数種ある。数種が世界中に広く帰化している。
synonym Festuca bromoides L.
ヨーロッパ~コーカサス、マクロネシア、アフリカ原産。英名はBrome fescue。湿った場所~乾いた場所まで広く生える。
稈は高さ5~50㎝、単生または緩く房状になり、直立または傾伏し、平滑、細かくザラつきまたは微軟毛があり、上部では分枝しない。は鞘は無毛または毛がある。葉舌は長さ0.5(1)㎜以下。葉身は普通、長さ2~10㎝×幅0.5~2.5㎜、巻きまたは平ら、無毛または微軟毛がある。円錐花序は長さ1.5~15㎝×幅0.5~3 ㎝、明瞭に突き出し、各節ごとに1本の枝がつく。枝は普通、通常、成熟時に伏せ~直立し、腋に葉枕(pulvini)は無い。小梗は平らになり、ときに上部がこん棒形になる。小穂は長さ5~10㎜、4~8個の小花をもち、密に覆瓦状ではない。小軸の節間は長さ0.6~1.1㎜。第1苞穎は長さ3.5~5 mm、第2苞穎の長さの1/2~4/5。第2苞穎は長さ4.5~9.5㎜、中脈は上部がザラつく。護穎は長さ4~8 mm、5脈があり、上部がザラつき、先は全縁。各小穂の最下の護穎の芒は長さ2~13 mm。内穎は長さ4~6.3㎜、護穎と同長かそれより短く、先は細かく2裂する。葯は長さ0.4~0.6(1.5)㎜。穎果は長さ3.5~5㎜。2n=14。
2 Vulpia myuros (L.) C.C.Gmel. ナギナタガヤ 長刀茅
synonym Festuca myuros L.
ヨーロッパ、地中海沿岸原産。中国名は鼠茅 shu mao。英名はrat-tail fescue , rattail fescue , foxtail fescue。別名はネズミノシッポ。和名は小穂が一方向に並んでつくことによる。日本には明治時代に牧草として導入され、本州、四国、九州に帰化し、空地や草地で普通に見られる。最近は果樹園などの雑草を抑える草として注目されている。草刈り作業、除草剤散布作業を軽減できる。秋に種をまき、冬から春に成長して果樹の下で繁り、枯れて有機物の補給源にもなる。三河地域でも柿畑などで使用されている。乾いた荒地、道端、草地に生える。
1年草。高さ10~70㎝。茎は細くて堅く、光沢がある。葉は有毛で、粉白色、縁が内巻きになり、幅約1㎜の糸状。葉舌は0.8~1㎜。葉鞘は無毛。円錐花序は長さ4~25㎝、幅2㎝以下、片側に傾き、薙刀のように見える。小穂は長さ5~11.5㎜、3~6個の小花をもつ。第1苞穎は短く、第2苞穎の長さの1/2以下である(第1苞穎は1.5㎜ , 第2苞穎は2.5~5.5㎜)。護穎は長さ4.5~6.5㎜、短毛があり、竜骨は不明瞭、先が伸びて5~15㎜の芒となる。内頴は腹部が窪む。果実は長さ3.5~4.5㎜、腹部が窪む。2n=42。花期は5~6月。
2-1 Vulpia myuros (L.) C.C.Gmel. var. megalura (Nutt.) Auquier オオナギナタガヤ 大長刀茅
synonym Vulpia megalura (Nutt.) Rydb.
synonym Festuca myuros L.
オオナギナタガヤは護穎の縁に長さ約0.5㎜の長毛がある。ナギナタガヤと同一種とし、区別しない説がある。
3 Vulpia octoflora (Walter) Rydb. ムラサキナギナタガヤ 紫長刀茅
synonym Festuca octoflora Walter
北アメリカ、南アメリカ原産。英名はsixweeks fescue。草原、雑木林、開けた森林、道端、溝に生える。世界中に雑草として拡がっている。
稈は高さ5~60㎝、単生またはゆるく房状になり、無毛または有毛。葉鞘は無毛または有毛。葉舌は長さ0.3~1㎜。葉身は長さ10㎝以下×幅0.5~1㎜、平らまたは丸められ、無毛または有毛。円錐花序は長さ1~7(20)㎝×幅0.5~1.5㎝、節ごとに1~2本の枝がつく。枝は圧着または広がる。小穂は長さ4~10(13)㎜、(4)5~11(17)個の小花がつく。小軸の節間は長さ0.5~0.7㎜。第1苞穎は長さ1.7~4.5㎜、第2苞穎の長さの1/2~2/3。第2苞穎は長さ2.5~7.2㎜ 。護穎は長さ2.7~6.5㎜、5脈があり、平滑、ザラつくまたは毛があり、先は全縁、基部よりも毛は無い。各小穂の最下部の護穎の芒は長さ0.3~9㎜。内穎は護穎よりわずかに短く、先は全縁または細かく2裂し、歯は長さ0.2㎜より短い。葯は長さ0.3~1.5㎜。穎果は長さ1.7~3.7mm。 2n=14。
多年草、房状になり、シュートは内鞘的(intravaginal:新しい稈は必ず葉鞘の中から上へ伸び出し、葉鞘の基部を破って横に伸び出すことはない)または外鞘的(extravaginal:新しい稈の一部は業鞘の基部を破って外に伸び出し匍匐茎や地下茎となる)。葉鞘の縁は普通、分離し、まれに合着し、ときに、葉耳がある。葉身は折り畳まれ~二つ折りで糸状、ときに平らになる。葉舌は膜質。花序は開き、狭まり、または穂状花序状の円錐花序。 小穂は2~数個の小花をもつ。最上部の小花は普通、退化する。小軸(rachilla)は普通、ザラつき、まれに平滑または毛がある。苞頴の上と小花の間で関節で離れる(disarticulating)。苞頴は普通、不等長、草質~薄膜質、まれにほぼ革質、第1苞頴(lower glume)はしばしば小さく、1脈がある。第2苞頴(upper glume)は普通、最下の護頴(lemma)より短く、3(~5)脈がある。護頴(lemmas)は普通、苞頴に質が似ており、しばしばほぼ革質で、少なくとも古くなるとほぼ革質で、普通、±側部が扁平だが、竜骨は無く、少なくとも基部に向かって背が丸く、普通、5脈があり、脈はときに明瞭、先は尖鋭形、全縁またはノッチがあり、芒が有または無。内頴(palea)は護頴にほぼ等しく、竜骨はザラつき、まれに平滑。雄しべ3本。子房は無毛または頂部に毛がある。穎果は長円形または線形、普通、腹側に溝があり、普通、護頴や内頴から分離する。へそは長い線形。x=7。
世界に約450種あり、世界中の温帯地域に分布し、山頂の熱帯地方にまで広がる。
Vulpia
Vulpia
Vulpia
Vulpia
Vulpia
Kewscienceではウシノケグサ属(Festuca)に統合している。
茎は細くて堅く、光沢がある。葉は有毛で、粉白色、縁が内巻きになり、幅約1㎜の糸状。葉舌は0.8~1㎜。葉鞘は無毛。円錐花序は長さ4~25㎝、幅2㎝以下、片側に傾き、薙刀のように見える。小穂は長さ5~11.5㎜、3~6個の小花をもつ。第1苞穎は短く、第2苞穎の長さの1/2以下である(第1苞穎は1.5㎜ , 第2苞穎は2.5~5.5㎜)。護穎は長さ4.5~6.5㎜、短毛があり、竜骨は不明瞭、先が伸びて5~15㎜の芒となる。内頴は腹部が窪む。果実は長さ3.5~4.5㎜、腹部が窪む。2n=42。
オオナギナタガヤは護穎の縁に長さ約0.5㎜の長毛がある。これを同一種とし、区別しない説がある。イヌナギナタガヤは第1苞穎の長さが第2苞穎の長さの1/2以上あり差が少ない。いずれも帰化種である。
ナギナタガヤ属
family Poaceae - genus Vulpia一年草。稈は房状になり、細い。葉身は線形、普通、内巻き。葉舌は膜質。花序は狭まり、狭く、やや片側の円錐花序。小穂は側部が扁平、小花は数個~多数つき、最上部の小花は小さく、間隔が広い。小軸はザラつきまたは毛があり、各小花の下で関節離断する。苞穎は狭く、両苞穎は非常に長さが違い、宿存する。第1苞穎は小さく、ときに微細になり、0~1脈がある。第2苞穎ははるかに長く、1~3脈がある。護穎は狭披針形、膜質、成熟すると堅くなり、丸くなるかまたはたまに竜骨があり、かすかに3~5脈があり、背は平滑、ザラつきまたは毛があり、縁は内穎を巻込み、先は狭くなって芒になる。芒は真っすぐまたは曲がっており、普通、護穎よりも長い。カルスは短く、無毛または毛がある。内穎は護穎よりわずかに短く、竜骨には繊毛がある。雄しべは1~3個。子房は無毛。穎果は狭く、護穎と内穎でしっかり包まれる。へそは線形。
世界に26種あり、主に北半球の温帯地域に分布し、熱帯の高地に広がり、南アメリカにも数種ある。数種が世界中に広く帰化している。
ナギナタガヤ属の主な種と園芸品種
1 Vulpia bromoides (L.) Gray イヌナギナタガヤ 犬長刀茅synonym Festuca bromoides L.
ヨーロッパ~コーカサス、マクロネシア、アフリカ原産。英名はBrome fescue。湿った場所~乾いた場所まで広く生える。
稈は高さ5~50㎝、単生または緩く房状になり、直立または傾伏し、平滑、細かくザラつきまたは微軟毛があり、上部では分枝しない。は鞘は無毛または毛がある。葉舌は長さ0.5(1)㎜以下。葉身は普通、長さ2~10㎝×幅0.5~2.5㎜、巻きまたは平ら、無毛または微軟毛がある。円錐花序は長さ1.5~15㎝×幅0.5~3 ㎝、明瞭に突き出し、各節ごとに1本の枝がつく。枝は普通、通常、成熟時に伏せ~直立し、腋に葉枕(pulvini)は無い。小梗は平らになり、ときに上部がこん棒形になる。小穂は長さ5~10㎜、4~8個の小花をもち、密に覆瓦状ではない。小軸の節間は長さ0.6~1.1㎜。第1苞穎は長さ3.5~5 mm、第2苞穎の長さの1/2~4/5。第2苞穎は長さ4.5~9.5㎜、中脈は上部がザラつく。護穎は長さ4~8 mm、5脈があり、上部がザラつき、先は全縁。各小穂の最下の護穎の芒は長さ2~13 mm。内穎は長さ4~6.3㎜、護穎と同長かそれより短く、先は細かく2裂する。葯は長さ0.4~0.6(1.5)㎜。穎果は長さ3.5~5㎜。2n=14。
2 Vulpia myuros (L.) C.C.Gmel. ナギナタガヤ 長刀茅
synonym Festuca myuros L.
ヨーロッパ、地中海沿岸原産。中国名は鼠茅 shu mao。英名はrat-tail fescue , rattail fescue , foxtail fescue。別名はネズミノシッポ。和名は小穂が一方向に並んでつくことによる。日本には明治時代に牧草として導入され、本州、四国、九州に帰化し、空地や草地で普通に見られる。最近は果樹園などの雑草を抑える草として注目されている。草刈り作業、除草剤散布作業を軽減できる。秋に種をまき、冬から春に成長して果樹の下で繁り、枯れて有機物の補給源にもなる。三河地域でも柿畑などで使用されている。乾いた荒地、道端、草地に生える。
1年草。高さ10~70㎝。茎は細くて堅く、光沢がある。葉は有毛で、粉白色、縁が内巻きになり、幅約1㎜の糸状。葉舌は0.8~1㎜。葉鞘は無毛。円錐花序は長さ4~25㎝、幅2㎝以下、片側に傾き、薙刀のように見える。小穂は長さ5~11.5㎜、3~6個の小花をもつ。第1苞穎は短く、第2苞穎の長さの1/2以下である(第1苞穎は1.5㎜ , 第2苞穎は2.5~5.5㎜)。護穎は長さ4.5~6.5㎜、短毛があり、竜骨は不明瞭、先が伸びて5~15㎜の芒となる。内頴は腹部が窪む。果実は長さ3.5~4.5㎜、腹部が窪む。2n=42。花期は5~6月。
2-1 Vulpia myuros (L.) C.C.Gmel. var. megalura (Nutt.) Auquier オオナギナタガヤ 大長刀茅
synonym Vulpia megalura (Nutt.) Rydb.
synonym Festuca myuros L.
オオナギナタガヤは護穎の縁に長さ約0.5㎜の長毛がある。ナギナタガヤと同一種とし、区別しない説がある。
3 Vulpia octoflora (Walter) Rydb. ムラサキナギナタガヤ 紫長刀茅
synonym Festuca octoflora Walter
北アメリカ、南アメリカ原産。英名はsixweeks fescue。草原、雑木林、開けた森林、道端、溝に生える。世界中に雑草として拡がっている。
稈は高さ5~60㎝、単生またはゆるく房状になり、無毛または有毛。葉鞘は無毛または有毛。葉舌は長さ0.3~1㎜。葉身は長さ10㎝以下×幅0.5~1㎜、平らまたは丸められ、無毛または有毛。円錐花序は長さ1~7(20)㎝×幅0.5~1.5㎝、節ごとに1~2本の枝がつく。枝は圧着または広がる。小穂は長さ4~10(13)㎜、(4)5~11(17)個の小花がつく。小軸の節間は長さ0.5~0.7㎜。第1苞穎は長さ1.7~4.5㎜、第2苞穎の長さの1/2~2/3。第2苞穎は長さ2.5~7.2㎜ 。護穎は長さ2.7~6.5㎜、5脈があり、平滑、ザラつくまたは毛があり、先は全縁、基部よりも毛は無い。各小穂の最下部の護穎の芒は長さ0.3~9㎜。内穎は護穎よりわずかに短く、先は全縁または細かく2裂し、歯は長さ0.2㎜より短い。葯は長さ0.3~1.5㎜。穎果は長さ1.7~3.7mm。 2n=14。
ウシノケグサ属
family Poaceae - genus Festuca多年草、房状になり、シュートは内鞘的(intravaginal:新しい稈は必ず葉鞘の中から上へ伸び出し、葉鞘の基部を破って横に伸び出すことはない)または外鞘的(extravaginal:新しい稈の一部は業鞘の基部を破って外に伸び出し匍匐茎や地下茎となる)。葉鞘の縁は普通、分離し、まれに合着し、ときに、葉耳がある。葉身は折り畳まれ~二つ折りで糸状、ときに平らになる。葉舌は膜質。花序は開き、狭まり、または穂状花序状の円錐花序。 小穂は2~数個の小花をもつ。最上部の小花は普通、退化する。小軸(rachilla)は普通、ザラつき、まれに平滑または毛がある。苞頴の上と小花の間で関節で離れる(disarticulating)。苞頴は普通、不等長、草質~薄膜質、まれにほぼ革質、第1苞頴(lower glume)はしばしば小さく、1脈がある。第2苞頴(upper glume)は普通、最下の護頴(lemma)より短く、3(~5)脈がある。護頴(lemmas)は普通、苞頴に質が似ており、しばしばほぼ革質で、少なくとも古くなるとほぼ革質で、普通、±側部が扁平だが、竜骨は無く、少なくとも基部に向かって背が丸く、普通、5脈があり、脈はときに明瞭、先は尖鋭形、全縁またはノッチがあり、芒が有または無。内頴(palea)は護頴にほぼ等しく、竜骨はザラつき、まれに平滑。雄しべ3本。子房は無毛または頂部に毛がある。穎果は長円形または線形、普通、腹側に溝があり、普通、護頴や内頴から分離する。へそは長い線形。x=7。
世界に約450種あり、世界中の温帯地域に分布し、山頂の熱帯地方にまで広がる。
参考
1) Flora of ChinaVulpia
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=134702
2) Plants of the World Online| KewscienceVulpia
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:30032307-2
Festuca (ウシノケグサ属)
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:328907-2
3) World Flora OnlineVulpia
http://www.worldfloraonline.org/taxon/wfo-4000040454
4) World Checklist of Vascular PlantsVulpia
https://wcvp.science.kew.org/
5) FNA - Flora of North AmericaVulpia
http://beta.floranorthamerica.org/Vulpia