ムラサキサギゴケ  紫鷺苔
[別名] サギゴケ
[中国名] 匍茎通泉草 pu jing tong quan cao
[英名] Miquel's mazus, Manchurian violet
[学名] Mazus miquelii Makino
ハエドクソウ科 Phrymaceae  サギゴケ属
三河の植物観察
ムラサキサギゴケの花
ムラサキサギゴケの淡紫色の花
ムラサキサギゴケの萼
ムラサキサギゴケの腺毛
ムラサキサギゴケ走出枝の葉
ムラサキサギゴケ果実
ムラサキサギゴケ
ムラサキサギゴケ葉
ムラサキサギゴケ種子
 新分類(APGⅢ)ではゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)からハエドクソウ科に移された。サギゴケ科とする見解もある。
 春咲きの多年草で、走出枝(ランナー)を出して広がる。葉は根もとにつき、長さ4~7㎝、幅1~1.5㎝の倒卵形~楕円形。走出枝の茎葉は短くて丸い。花は長さ1.5~2㎝、淡紫色~紅紫色の唇形。上唇は色が濃く、斜上~直立して2裂する。下唇は3裂し、下唇には黄褐色の隆起した斑紋があり、棒状の毛が生える。茎、萼、花冠に毛や腺毛が生えるが、ほとんどないものもある。雄しべ4個、雌しべ1個。柱頭は上下に2裂し、細毛が生える。果実は長さ約4㎜のほぼ球形。種子は長さ0.4~0.5㎜。2n=20
 毛や腺毛が多く、走出枝の茎葉が小さくて丸いものをヤマサギゴケと別品種扱いすることもあるが、中間型のものもある。
 花が白色のものが稀にあり、サギゴケという。
 花が淡紫色のムラサキサギゴケは春にはトキワハゼと間違えやすい。トキエワハゼは1年草で走出枝を出さず、花が夏や秋にも見られる。花冠がやや小さく、上唇があまり立たず、上唇先端の2裂が小さく、下唇がほとんど白色に近い。
[花期] 4~5月
[草丈] 10~15㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 田の畔などやや湿った場所
[分布] 在来種、本州(東北以西)、四国、九州、中国、台湾
[撮影] 蒲郡市形原町  01.4.29
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