ムラサキマムシグサ 紫蝮草
[別名] カントウウマムシグサ
[学名] Arisaema serratum (Thumb.) Schott
Arisaema hakonecola Nakai
サトイモ科  Araceae  テンナンショウ属
三河の植物観察
ムラサキマムシグサの花序
ムラサキマムシグサ花
ムラサキマムシグサ茎
ムラサキマムシグサ
ムラサキマムシグサ葉
 テンナンショウ属は中間型も存在し分類が難しく、マムシグサArisaema japonicum 1種にまとめるという見解が示され、分類に混乱をきたしている。最近の愛知教育大学の芹沢教授などの見解を採用している神奈川県植物誌に従った。
 葉は2個つき、鳥足状複葉。小葉は11~12個、最大の小葉は長さ10~20㎝、幅3~10㎝。仏炎苞は長さ5~6.5㎝、暗紫褐色を帯び、縁はやや広く反り返る。舷部は長さ7~12㎝と長く、筒部を覆うように曲がる。仏炎苞の中にある花序の付属体は暗紫褐色で、先が頭状に膨らむ。
 仏炎苞が緑色のものをカントウマムシグサ form. viridescen という。品種に分けないで、ムラサキマムシグサを含めてカントウウマムシグサArisaema serratum とする見解もある。
 トウゴクマムシグサ Arisaema koidzumianum Kitam.は舷部が短く、花序の付属体の先が棍棒状。
[花期] 5~6月
[草丈] 30~80㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 湿った林内
[分布] 在来種 北海道、本州(中部地方以北)
[撮影] 稲武町   02.5.30
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