モエギスゲ  萌黄菅
[中国名] 三穗薹草 san sui tai cao
[学名] Carex tristachya Thunb.
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
モエギスゲ花序
モエギスゲ花序2
モエギスゲ穂
モエギスゲ雌穂拡大
モエギスゲ
モエギスゲ基部
モエギスゲ果胞と果実
モエギスゲ葉表
モエギスゲ葉裏
モエギスゲ葉縁
 和名の由来は小穂が萌黄(もえぎ)色であることから。
 茎は直立し、3稜形で、ざらつく。基部の鞘は褐色の繊維状。葉は幅2~5㎜の線形。小穂は3~6個上部に固まって、ほとんど接してつき、ときに下部の1個が離れる。雄小穂は長さ1~4㎝、幅1~1.5㎜。雌小穂は長さ1~3㎝、幅2~3㎜。雄小穂の鱗片は質が厚く、鈍頭で、軸に圧着する。雄しべの花糸は離生して糸状。果胞は長さ3~3.5(実測2.1~2.7)㎜で、多数の縦脈があり、有毛、頂部は嘴状に尖る。果実は長さ2~2.5(実測1.5~2)㎜、頭の先が環状に膨れる。
 果胞の長さは図鑑等ではいずれも3~3.5㎜となっているが、実測は2.1~2.5㎜であった。神奈川県植物誌の図でも約2.5㎜である。小さいものも多いと思われる。
 ヒメモエギスゲ Carex pocilliformis は雄小穂が細く、雌小穂はモエギスゲよりやや離れてつく。また、雄小穂の鱗片がコップ状になるのが特徴である。雄しべの花糸が平らで合着する。
[花期] 4~5月
[草丈] 20~40㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の乾草地、林縁
[分布] 在来種  本州(関東地方以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
[撮影] 幡豆町  11.4.26
TOP Back