ミツバアケビ  三葉木通、三葉通草
[中国名] 三叶木通 san ye mu tong .
[英名] three-leaf akebia
[学名] Akebia trifoliata (Thunb.) Koidz. subsp. trifoliata
Akebia trifoliata (Thunb.) Koidz.
アケビ科 Lardizabalaceae   アケビ属
三河の植物観察
ミツバアケビ花
ミツバアケビ雌花
ミツバアケビ果実
ミツバアケビ裂開した果実
ミツバアケ葉
ミツバアケビ
ミツバアケビ雄花
ミツバアケビ小葉
 日本に分布するアケビ科にはアケビ、ミツバアケビ、ムベの3種があり、どれもつる性で、果実は秋に熟し、甘く食べられる。三河地方には3種とも多いが、ミツバアケビが最も多い。
 葉は互生し、3小葉の掌状複葉、柄は長さ7~11㎝。 小葉は長さ3~8㎝、幅2~6㎝、卵形~広卵形、縁に不規則な波状の鋸歯がある。雌雄同株。長さ6~16㎝の総状花序に雌花1~3個と総状に小さな雄花を10数個つける。花弁はなく、花弁状萼片が3個つく。雌花は直径約1.5㎝、萼片は長さ1~1.2㎝、幅約1㎝の類円形、紫褐色、雌しべも同色、3~6個つく。雄花は直径4~5㎜、小花柄が長さ2~5㎜、萼片が淡紫色、広惰円形~惰円形、長さ2.5~3㎜。雄花の雄しべは長さ2.5~3㎜、萼片とほぼ同長。果実は数個集まってつき、長さ6~10㎝、幅2~5㎝の長惰円形、秋に淡紫色に熟し、裂開する。種子は長さ5~7㎜の卵形。
 中国にはsubsp. trifoliata、subsp. australis、subsp. longisepala の3亜種がある。、
 ナンゴクミツバアケビ subsp. australis は中国、台湾に分布し、3出複葉、小葉が普通、全縁。中国名は白木通 bai mu tong。
 subsp. longisepala は中国に分布し、中国名は长萼三叶木通 chang e san ye mu tong。雄花の萼片が長さ9~12㎜、雄しべの長さの2倍より長い。小葉が3(~5)個 つく。果実ができない。
 5小葉のミツバアケビはゴヨウアケビと呼ばれ、アケビとミツバアケビの自然交雑種とされている。
 アケビは葉が5小葉の掌状複葉で、小葉は楕円形、全縁、先が丸い。花がやや大きく、淡紫色。
 ムベは常緑、3~7の小葉で、濃緑色、先が尖る。花が淡黄白色で大きく、果実が裂開しない。
[花期] 4~5月
[樹高] つる性
[生活型] つる性落葉
[生育場所] 山野
[分布] 在来種 本州、四国、九州、中国
[撮影] 幸田町   13.4.12(花)
三ヶ根山  01.11.4(果実)
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