マンネンロウ 迷迭香
[別名] ローズマリー、メイテツコウ(迷迭香)
[中国名] 迷迭香 mi die xiang
[英名] rosemary
[学名] Rosmarinus officinalis L.
シソ科 Lamiaceae (Labiatae)  マンネンロウ属
三河の植物観察
マンネンロウの花
マンネンロウの萼
マンネンロウの萼の星状毛と腺点
マンネンロウの葉
マンネンロウの幹
マンネンロウ
マンネンロウ雄しべ
マンネンロウ葉表
マンネンロウ葉裏
 日本へは江戸末期に中国経由で渡来したとされ、中国名を迷迭香(mi die xiang)という。和名の漢字は普通、中国名の迷迭香があてられる。生薬名はメイテツコウ。世界で広く栽培され、多数の園芸品種がある。頑健であり、日本でも庭によく植えられている。ローズマリーのハーブ名でよく知られ、肉料理の香辛料として使われる。抽出した 精油はロスマリン油といい、ロズマリン酸などを含み薬用に用いられる。
 高さ2mほどになる常緑低木。樹皮は暗灰色、不規則に割れ目を生じ、剥離する。若枝は密に白色の星状-微綿毛がある。葉は対生し、密に束生状につき、無柄~短柄。葉身は長さ1~3㎝、幅1~2.5㎜、革質。葉表はやや光沢があり、ほぼ無毛、葉裏は密に白色の星状-微綿毛がある。葉基部は漸尖、縁は全縁、外巻き、先は鈍形。萼は長さ約4㎜、外面に密に白色の星状-微綿毛と白色の腺点があり、2唇形、上唇は類円形、先に微小な2個のノッチがあり、下唇は先に卵状三角形の2歯がある。花冠は青紫色、長さ1~1.5㎝、外面にまばらに短毛や腺点がある。花冠筒部は花冠の約半長、やや萼から突き出る。上唇弁は2裂し、裂片は卵形(外巻きして細く見えるものもある)。下唇の中裂片は幅約10㎜ほどの類円形、基部は狭まり、爪部になる。側裂片は長楕円形。雄しべは2個、上唇弁の基部につき、花冠から上に湾曲して突き出る。花糸は長さ約10㎜、下から約2㎜のところに長さ0.5㎜の棒状の小突起がある。花粉は白色。雌しべは1個、先が雄しべよりやや短く終わる。果実は分離果、4小堅果。
[花期] 2~10月
[草丈] 1~2m
[生活型] 常緑低木
[生育場所] 園芸種
[分布] 帰化種  アジア(トルコ、キプロス)、ヨーロッパ(フランス、ポルトガル、スペイン、ギリシャ、イタリア、旧ユーゴスラビア)、アフリカ(マカロネシア、アルジェリア、リビア、モロッコ、チュニジア)原産
[撮影] 豊橋市 16.3.4
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