マコモ  真菰
[別名] コモ、カツミ
[中国名] 菰 gu
[英名] Manchurian wildrice
[学名] Zizania latifolia (Griseb.) Turcz. ex Stapf
イネ科 Poaceae   マコモ属
三河の植物観察
マコモの花序
マコモの雌小穂
マコモの雄小穂
マコモ
 中国や台湾ではマコモを栽培し、黒穂菌の寄生により茎が異常に太くなったものをカウスンと呼び食用にしている。日本では水田の転作物として各地で栽培されはじめ、「マコモタケ」の名で新食材とされている。
 河岸などの水中に生え、土中に太い根茎があり、群生する。アシより深いところを好む。茎(稈)は節があり、太さ約1㎝になり、直立し、基部の節から発根する。葉鞘は節間より長い。葉舌は白く、長さ1~1.5㎝と大きい三角状。葉は長さ50~90㎝、幅1.5~3.5㎝。円錐花序は長さ30~50㎝、幅10~15㎝、茎が長く、葉の2倍ほどの高さになる。花序の枝には上部に淡緑色の雌の小穂、下部にやや赤みを帯びた雄の小穂をつける。いずれの小穂も1花からなる。雌小穂は長さ1.5~2.5㎝、護頴の芒の長さ1.5~3㎝。雄小穂は長さ0.8~1.5㎝、護頴の芒の長さ2~8㎜、葯の長さ5~8㎜。果実は長さ約1㎝で細長く、これを穀類とした時代もあった。
[花期] 8~10月
[草丈] 100~250㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 河岸、池沼の水中
[分布] 在来種 日本全土
[撮影] 幸田町  06.7.9
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