クロヅル 黒蔓
Flora of Mikawa
ニシキギ科 Celastraceae クロヅル属
別 名 | ベニヅル |
中国名 | 东北雷公藤 dong bei lei gong teng |
英 名 | Regel tripterygium, Regel's threewingnut |
学 名 | Tripterygium regelii Sprague et Takeda |
花 期 | 7~8月 |
高 さ | つる性 |
生活型 | 落葉つる性木 |
生育場所 | 山地の林縁 |
分 布 | 在来種 本州(日本海側、紀伊半島以西)、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 志賀高原 05.8.1 |
和名の由来は蔓が黒っぽくなることから。葉は互生し、長さ5~15㎝の卵形~楕円形。先は尖り、浅鋸歯縁。雌雄同株。花は円錐花序に多数つき、直径約6㎜の5弁花。雌しべの花盤のまわりに雄しべ5個がつく。花糸が花弁が落ちた後も残っている。果実に特徴があり、長さ12~18㎜の3枚羽根の翼果で、9~10月に熟す。雌しべの子房が三角形になっていて、3枚羽根を連想させる。
タイワンクロヅル Tripterygium wilfordii は中国、台湾に分布する。中国名は雷公藤(lei gong teng)。
タイワンクロヅル Tripterygium wilfordii は中国、台湾に分布する。中国名は雷公藤(lei gong teng)。