コセリバオウレン  小芹葉黄連
[学名] Coptis japonica (Thunb.) Makino var. japonica
Coptis japonica (Thunb.) Makino var. major (Miq.) Satake, excl. typo
キンポウゲ科 Ranunculaceae  オウレン属
三河の植物観察
コセリバオウレンの雄花
コセリバオウレンの両性花
コセリバオウレンの雌花序
コセリバオウレンの雌花
コセリバオウレン
コセリバオウレン葉
 コセリバオウレン、セリバオウレン、キクバオウレンをまとめて広義にオウレン Coptis japonica という。コセリバオウレンは大きな葉が3回3出複葉である。
 根茎は黄色、薬用とされるが、キクバオウレンの根茎より細い。全体に無毛。葉は3(~4)回3出複葉、薄く、鋭鋸歯縁。花は白色、横向きにつく。雌雄異株まれに雌雄同株。大きな5個の花弁に見えるのは萼片、内側に小さな8~10個の花弁がある。雄しべは多数。写真は左側が雄株、右側が雌株(両性花)。雌株は両性花又は雄しべのない雌花。袋果は5~10個輪生し、長さ10~15㎜、果実とほぼ同長の果柄がある。2n=18
 セリバオウレン var. major は本州、四国に分布し、葉が2回3出複葉。葉以外に差はなく、区別は困難という見解もある。ウスギオウレンとは葉が同じである。
 キクバオウレン var. anemonifolia は北海道(南部)、本州の日本海側に分布し、葉が1回3出複葉
 ウスギオウレンは東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県、新潟県に分布する。萼片が淡黄色、花弁の黄色がやや強く、葉はコセリバオウレンと同じ、3(~4)回3出複葉。
 トウオウレン(シナオウレン)Coptis chinensisは中国に分布し、中国名は黄连( huang lian)という。 根が漢方薬。
[果期] 2~3月
[草丈] 15~40㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林内
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(太平洋岸)
[撮影] 鳳来町 愛知県民の森 04.2.2.19
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