コイヌノハナヒゲ  小犬の鼻髭
[学名] Rhynchospora fujiiana Makino.
カヤツリグサ科 Cyperaceae  ミカヅキグサ属
三河の植物観察
コイヌノハナヒゲの穂
コイヌノハナヒゲの果実
コイヌノハナヒゲ
コイヌノハナヒゲ鱗片
 茎は細く、斜上し、中間で曲がったり、倒れることが多い。葉は幅約1㎜と細い。茎の上部に花穂がとびとびに離れてつく。小穂は長さ5~6㎜、茶褐色。果実は長さ約2㎜の狭倒卵形~倒卵形、刺針状花被片は6個つき、果実より少し長く、細くて平滑。刺針状花被片がざらつくものがあり、下向きの小刺があるものは品種のサカゲコイヌノハナヒゲ 、上向きの小刺があるものは品種のミカワコイヌノハナヒゲ という。
 オオイヌノハナヒゲも刺針状花被片が平滑であるが、果実の3倍以上の長さがある。
 イトイヌノハナヒゲは果実が広倒卵形で、刺針状花被片は太く、下向きの小刺がある。
 ヒメイヌノハナヒゲはイトイヌノハナヒゲの品種で、刺針状花被片はやや太く、上向きの小刺がある。
 イヌノハナヒゲは下部の枝が垂れ下がるが、茎が直立又は斜上する。果実の刺針状花被片も果実の約2倍と長く、上向きの小刺がある。
[果期] 8~9月
[草丈] 40~50㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 低地~山地の湿地
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮
[撮影] 豊田市 07.8.27  [果実]07.12.2
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