コブナグサ  小鮒草
[別名] カリヤス
[中国名] 荩草 jin cao
[英名] small carpgrass, jointhead
[学名] Arthraxon hispidus (Thunb.) Makino
イネ科 Poaceae  コブナグサ属
三河の植物観察
コブナグサの花序
コブナグサ花序の枝の拡大
コブナグサの小穂
コブナグサの果時の小穂
コブナグサ
コブナグサの花
コブナグサの葉
コブナグサの果実
 和名の由来は葉の形が鮒に似ていることから。八丈島に古くから伝わる絹織物の黄八丈の黄色染料として使われ、カリヤス(苅安)と呼ばれている。しかし、本来のカリヤスはススキに似た大型のものである。
 茎は紫色を帯び、細く、下部は這って節から根を出し、上部は斜上する。葉は長さ2~6㎝、笹の葉に形が似て、幅が広い。葉は両面無毛、縁に長毛があり、葉面が波打ち、基部が茎を抱く。 葉鞘には長毛が開出する。花序は紫褐色で、掌状に3~6個の総(花序の枝)がつく。総は長さ3~6㎝。小穂は長さ5~6㎜、2小花からなる。第1苞頴は上向きの刺毛があり、小穂を包み、第2苞頴も包まれる。第1小花は退化して膜質の鱗片になり、第2小花は両性。護頴と内頴は薄膜質。普通は護頴の基部から出る芒がある(写真のものは芒が無く、三河で見られるものは芒が無いものが多い)。果実(頴果)は長さ約3㎜の細い棒状、下半部が紫色を帯びる。2n=10,18,36.
[花期] 9~11月
[草丈] 20~50㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 湿った場所、道端
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ロシア、インド、ブータン、フィリピン、ミャンマー、タイ、中央アジア、オーストラリア
[撮影] 設楽町  01.10.6
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