キダチアロエ  木立蘆薈
[別名] イシャイラズ、キダチロカイ(木立蘆薈)、アロエ
[中国名] 木剑芦荟 mu jian lu hui、日本芦荟
[英名] candelabra aloe , candelabra-plant , octopus-plant , torchplant , krantz aloe
[学名] Aloe arborescens Mill.
ツルボラン科  Asphodelaceae  アロエ属
三河の植物観察
キダチアロエの花序
キダチアロエの花
キダチアロエの花先
キダチアロエの子房
キダチアロエの苞
キダチアロエ
キダチアロエの葉
キダチアロエの花被片
キダチアロエの内花被片
キダチアロエの雄しべ
 クロンキスト分類ではアロエ科 Aloeaceaeに分類されていた。APGⅣ(2016年)でススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)からツルボラン科 (Asphodelaceae) に改められた。日本には江戸時代以前に中国から渡来し、「医者いらず」と呼ばれる民間薬として利用され、広く栽培されている。
 叢生し、茎は多数、分枝し、多肉質のマルチヘッドの低木状になる。葉は枝の先に輪生状(ロゼット状)に多数つき、灰緑色、多肉質、かま形、長さ約30㎝、幅3~4㎝、厚さ1~1.5㎝、葉縁に先が刺状になった三角状の歯がある。葉は噛むと苦味が強い。花は枝先の直立する円錐状の穂状花序(総状花序)に多数つく。真冬に開花する。花序は長さ30㎝以下で、分枝しない。花はユリと似た形の円筒形、長さ約4㎝、橙红色(スカーレット)~濃橙色、ときに黄色。花被片6個、外側の3個はやや小さく、色が濃い。雄しべ6個。雌しべ1個。子房上位。蒴果は春に熟す。2n=14 。
 アロエベラ(バルバドスアロエ)Aloe vera (L.) Burm. f. は北アフリカのカナリア諸島原産。世界で広く栽培され、Aloe というと普通、これを指し、日本ではアロエというとキダチアロエが一般的である。中国名は芦荟(lu hui )。キダチアロエより、葉が大きく、苦味が少なく食用に栽培されている。茎は短く、葉は基部にほぼつき、長さ15~35(50)㎝、幅4~5(7)㎝、若いとき淡色の斑点がある。花序は直立し、幅2㎝以下の花序柄を含めて長さ60~90㎝。総状花序は長さ30~40㎝、幅5~6㎝、ときに2~3の分枝する。花は多数つき、花被片は淡黄色と赤色のまだらで、片側が膨れ、長さ2.5~3㎝。外側の3個は長さ約1.8㎝。雄しべは4~5㎜、突き出る。雌しべも突き出る。2n=14。
[花期] 12~2月
[草丈] 2~3m(日本では普通30~100㎝)
[生活型] 多年草、低木
[生育場所] 栽培種
[分布] 帰化種 アフリカ南部原産
[撮影] 蒲郡市  16.1.10
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