カンスゲ  寒菅
[英名] Marrow's sedge; Japanese sedge
[学名] Carex morrowii Boott
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の植物観察
カンスゲの花序
カンスゲの小穂
カンスゲの熟した雌小穂
カンスゲの葉
カンスゲ
カンスゲ2
カンスゲ果胞と果実
カンスゲ葉鞘
カンスゲ葉表の縁の刺
カンスゲ葉裏の脈
 和名の由来は寒中も葉が緑色をしていることから。三河の山間部には多い。根茎は広がらず、叢生し、匐枝は出さない。基部の鞘は光沢のない黒紫色。葉は硬く、幅6~15㎜、断面がM字形とならず、脈が明瞭、葉縁の小刺は鋭い。 雄性の頂小穂は長さ3~4㎝、赤褐色。雌性の側小穂は長さ1.5~3.5㎝、幅約6㎜。果胞は長さ3~3.5㎜、嘴が長く、口部が鋭い2歯の特徴がある。果胞は熟すと膨れ、嘴が外曲する。鱗片は果胞とほぼ同長、肩がなくて先が鋭く尖り、褐色である。痩果は長さ約2㎜、果胞よりかなり小さく、不規則に凹み、嘴は直立する。柱基の付属体は小さく、柱頭は3岐。
[花期] 4~5月
[草丈] 30~50㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林内
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(福島県以西)の太平洋岸、四国、九州
[撮影] 鳳来町 08.10.10
TOP Back