カキノハグサ 柿の葉草
Flora of Mikawa
ヒメハギ科 Polygalaceae ヒメハギ属
学 名 | Polygala reinii Franch. et Savat. |
花 期 | 6月 |
高 さ | 20~30㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林内 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(東海~近畿地方) |
撮 影 | 設楽町 07.6.9 |
和名は葉がカキに似ていることから。木質の根茎がある。茎は普通、分枝しないで、直立する。葉は互生し、長さ8~15㎝、幅3~5㎝の長楕円形~倒卵状長楕円形、全縁、無毛、柿の若葉に似ている。茎の先に総状花序を伸ばし、黄~橙色の蝶形花をつける。花は長さ約2㎝、兎の耳のように2枚の萼片が立ち、3個の萼片が筒状になって突き出し、先に橙色の3個の花弁がつく。花弁の先端には房状の付属体があり、雌しべ1個と雄しべ8個は中に入っていて見えない。果実は蒴果。種子には種沈がつく。