イチョウ  銀杏、公孫樹
[英名] maidenhair tree
[中国名] 银杏 yin xing
[学名] Ginkgo biloba L.
イチョウ科 Ginkgoaceae  イチョウ属
三河の植物観察
イチョウの枝先
イチョウ種子
イチョウの葉先の葉脈
イチョウ気根
イチョウの幹
イチョウ
イチョウ葉
 寺院や民家などに植えられ、1000年以上の長寿で各地に巨木が残っている。幹周が10mを超え、天然記念物になっているものも多い。イチョウ科の植物は1億4300年以上前の恐竜が繁栄していた時代の中生代ジュラ紀に最も多く、化石に見られ、イチョウだけが現存する。食用のぎんなんの栽培が行われ、愛知県の稲沢市は生産量が日本1位である。
 幹は灰白色、コルク層が発達し、粗く縦に裂ける。古木では太く垂れ下がった気根(乳)が見られる。枝は二又分枝する。葉は長枝では互生し、短枝では輪生し、無毛、幅5~8㎝の扇形、葉先が2裂し、葉脈が付け根から先端まで平行に伸びる。秋には鮮やかに黄葉し、落葉する。雌雄異株。雄花は長さ約2㎝の円柱形、雄しべが多数、螺旋状につく。雌花は長さ2~3㎝、柄の先に胚珠が普通2個つく(1~7個まで変化する。)。風媒花。雄花の花粉が胚珠内に入り、精子が中で作られ、受精する。果実のように見えるのは種子である。種子は直径2.5~3.5㎝の卵球形、黄色~橙黄色に熟す。外種皮は多肉質、熟すと特異の糞臭がある。内種皮は堅く、白色、2~3稜がある。外種皮を取り除いたものをぎんなん(銀杏)と呼び、食用にする。 
[花期] 4~5月
[樹高] 20~40m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 神社、寺院、公園、庭木
[分布] 帰化種 中国原産
[撮影] 設楽町  12.11.14
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