イタビカズラ
Flora of Mikawa
クワ科 Moraceae イチジク属
別 名 | ツルイチジク |
中国名 | 白背爬藤榕 bai bei pa teng rong |
学 名 | Ficus sarmentosa Buch.-Ham. ex Sm. var. nipponica (Franch. et Sav.) Corner Ficus nipponica Franch. et Savat. |
花 期 | 6~7月 |
高 さ | つる性 |
生活型 | 常緑つる性木 |
生育場所 | 岩上、樹上 |
分 布 | 在来種 本州(福島県、新潟県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国 |
撮 影 | 王滝渓谷 05.5.1 |
イタビはイヌビワノの別名でイタビカズラはつる性のイチジク属。イチジクと同じように茎や葉に傷をつけると白い汁が出る。蔓性で、よく分岐し、枝から気根を出して岩や樹木などに絡みつく。托葉が落ちた痕が、茎を1周する托葉痕として残る。葉は互生し、革質にて厚く、長さ約10㎝、幅約3㎝の長楕円状披針形、基部は円形で、先がとがり、全縁。葉裏はやや白く、無毛、葉脈が浮き出る。葉柄には短毛がある。雌雄別株。雄と雌の花嚢は同形。花嚢は長さ約5㎜の卵形。果実は直径約1㎝、紫黒色に熟す。
オオイタビは葉が惰円形、果実が長さ3.5~5㎝。
ヒメイタビは葉が惰円形で、先が尖り、果実が直径約2㎝。
オオイタビは葉が惰円形、果実が長さ3.5~5㎝。
ヒメイタビは葉が惰円形で、先が尖り、果実が直径約2㎝。