イタビカズラ  
[別名] ツルイチジク
[学名] Ficus nipponica Franch. et Savat.
クワ科 Moraceae  イチジク属
三河の野草
 イタビはイヌビワノの別名でイタビカズラはつる性のイチジク属。イチジクと同じように茎や葉に傷をつけると白い汁が出る。蔓性で、よく分岐し、枝から気根を出して岩や樹木などに絡みつく。托葉が落ちた痕が、茎を1周する托葉痕として残る。葉は互生し、革質にて厚く、長さ約10p、幅約3pの長楕円状披針形、基部は円形で、先がとがり、全縁。葉裏はやや白く、無毛で葉脈が浮き出る。葉柄には短毛がある。雌雄別株。雄と雌の花嚢は同形。花嚢は長さ約5oの卵形。果実は直径約1cmで、紫黒色に熟す。
 類似のオオイタビは葉が惰円形で、果実が長さ3.5〜5cm。ヒメイタビは葉が惰円形で、先が尖り、果実が直径約2cm。
イタビカズラ
[花期] 6〜7月
[果期] 9〜11月
[樹高] つる性
[生活型] 常緑つる性木
[生育場所] 岩上、樹上
[分布] 在来種 本州(福島県、新潟県以西)、四国、九州、沖縄
[撮影] 王滝渓谷  05.5.1
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