フユサンショウ  冬山椒
[別名] フダンザンショウ
[中国名] 竹叶花椒 zhu ye hua jiao
[英名] winged prickly-ash
[学名] Zanthoxylum armatum DC. var. subtrifoliatum (Franch.) Kitam.
Zanthoxylum planispinum Siebold et Zucc.
Zanthoxylum armatum DC
Zanthoxylum alatum Roxb.
ミカン科 Rutaceae  サンショウ属
三河の植物観察
フユサンショウの花後
フユサンショウ果実2
フユサンショウの葉軸の翼
フユサンショウの鋸歯と腺点
フユサンショウ幹疣
フユサンショウ幹
フユサンショウ
フユサンショウ果実
フユサンショウ奇数羽状複葉
フユサンショウ小葉表
フユサンショウ小葉裏
 Flora of China などではvar. subtrifoliatum はvar. armatumに含めている。日本では分ける見解が普通であり、含める見解ではバングラデシュ、ブータン、インド、インドネシア、ラオス、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、タイ、ベトナムも分布域に入る。
 灌木、蔓性木又は低木。葉や果実にはサンショウの強い香りがある。常緑、寒冷地では落葉性。幹は黒灰色、刺や疣状突起がある。若枝は赤褐色、無毛、2年目になると皮目が目立つ。葉柄の基部に鋭い刺が対生してつく。小葉は互生し、奇数羽状複葉、葉軸に翼がある。小葉は3~7(11)個つき、長さ3~14㎝、幅1~4㎝の長楕円形~広披針形、縁には低い鋸歯があり、鋸歯の基部に腺点があり、葉面にも腺点が散生する。葉表は脈上にまばらに毛があり、葉裏にもまばらに毛がある。雌雄異株。側枝の葉腋ときに先に長さ1~5(7)㎝の花序をつけ、花序の花は30個以下。花被は不規則な2列又は1列につく。花被片は6~8個あり、未分化、淡黄色、長さ0.3~1.5㎜。雄花は雄しべ4~6個、葯は初期~開花まで黄色。日本では雄花は確認されていない。雌花は花被が2~3個、裏面に腺点が目立つ。花柱は反曲し、仮雄しべは舌状又は欠く。果実は2個の分果、分果は直径4~5㎜の球形、表面が凸凹で腺点があり、8月に赤色に熟し、裂開する。種子は直径3~4㎜のほぼ球形、黒色。2n=66。
[花期] 4~5月
[樹高] 1.5~3m
[生活型] 常緑低木
[生育場所] 林内、岩場
[分布] 在来種 本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾
[撮影] 豊橋市   15.5.15
        16.11.15(果実)
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