フサザクラ  総桜、房桜
[別名] タニグワ
[学名] Euptelea polyandra Sieb. et Zucc.
フサザクラ科 Eupteleaceae  フサザクラ属
三河の植物観察
フサザクラの花
フサザクラの花2
フサザクラの果実
フサザクラの芽
フサザクラの幹
フサザクラ
フサザクラ葉表
フサザクラ葉裏
 和名は樹皮がやや桜に似て、多数の雄しべが垂れ下がって春に咲くことから。別名は沢沿いなど谷に群生することから。
 幹は褐色、横長の皮目がある。葉は互生し、長さ6~12㎝の円形、先端が尾状にとがり、長い葉柄がある。葉脈は深く、葉の縁には不規則な鋸歯がある。雌雄同株、両性花。葉の展開より早く開花する。花には花弁も萼もない。淡緑~暗紅色の雄しべの葯が多数垂れ下がり、雌しべは短く、雄しべの花糸の基部に隠れて目立たない。果実は長い柄のある扁平な翼果、房状に垂れ下がる。秋に黄褐色に熟し、風に乗って散布される。
 Euptelea pleiosperma は中国、インド、ブータンに分布し、中国名は领春木(ling chun mu)。 フサザクラ科はフサザクラとこれの2種だけである。染色体数は2n = 28。
[花期] 3~4月
[樹高] 7~15m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 山地の渓流沿、谷筋
[分布] 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州
[撮影] 設楽町  12.6.1
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