フクジュソウ  福寿草
[別名] ガンジツソウ 元日草
[学名] Adonis ramosa Franch.
Adonis amurensis auct. non Regel et Radde
キンポウゲ科 Ranunculaceae  フクジュソウ属
三河の植物観察
フクジュソウの花
フクジュソウの花2
フクジュソウの雄しべ
フクジュソウの蕾
フクジュソウの葉
フクジュソウの茎
フクジュソウ
フクジュソウ2
フクジュソウの萼片
 フクジュソウの学名はAdonis ramosaとされている。Flora of ChinaではAdonis ramosaは中国名を辽吉侧金盏花(liao ji ce jin zhan hua)といい、日本の固有種ではなく、日本、朝鮮、中国、ロシアに分布するとしている。ミチノクフクジュソウAdonis multifloraも掲載されず、学名の見解に相違がある。
 根茎は太く、黒褐色。全草に毒性があり、根の毒性が強い。茎は中実、直立し、分枝する。葉は互生し、3~4回羽状複葉。小葉は広卵形、深裂し、裂片は線状披針形。葉はほとんど無毛で、葉裏に微毛が散生する程度。早春に花をつけ、葉が大きくなる前に開花し始める。花は枝先につき、黄色、直径3~4㎝。花弁は10~30個と一定しない。萼片は花弁と同長又はやや短く、上からはほとんど見えない。萼片の背面が暗紫緑色。雄しべ多数。雌しべ多数。蜜腺はなく、花托に微毛がある。集合果は惰円形~類球形。痩果は長さ3~4㎜、曲がった柱頭が残り、種沈がつく。2n=32
 日本のフクジュソウ属には他に3種ある。
 キタミフクジュソウAdonis amurensis Regel et Radde(は北海道、朝鮮、中国、ロシアに分布する。中国名は侧金盏花(ce jin zhan hua ) 。葉が対生し、葉裏に軟毛が密生する。茎は中実、茎頂に花が単生し、花弁より萼片が長い。集合果は惰円形~亜球形。2n=16
 ミチノクフクジュソウAdonis multiflora Nishikawa et Koji Itoは本州、九州、朝鮮、中国に分布する。葉が互生し、茎が中空。花弁が萼片より明瞭に長い。集合果が球形。2n=16。Adonis ramosaの異名とする説もある。
 シコクフクジュソウ Adonis shikokuensis Nishikawa et Koji Itoは本州、四国、九州に分布する。葉の両面はほぼ無毛。茎は中空。萼片は花弁と同長かやや短い。集合果は球形~亜球形。花托は無毛。2n=16
[花期] 2~4月
[草丈] 10~30㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林内
[分布] 在来種(日本固有種) 北海道、本州、四国、九州
[撮影] 旭町   05.4.2
豊橋市 16.3.4
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