フジバカマ  藤袴
[中国名]

白头婆 bai tou po

[学名] Eupatorium japonicum Thunb.
Eupatorium fortunei Turcz
キク科 Asteraceae (Compositae)  ヒヨドリバナ属
三河の植物観察
フジバカマ花
フジバカマ花
フジバカマ花
フジバカマ総苞
フジバカマ
フジバカマ葉
 秋の七草の1つで、関東地方以西に分布している。奈良時代に中国から渡来したともいわれる。自生のものはほとんどなく、愛知県では絶滅危惧ⅠB類に指定され、現在、三河地方では見られない。栽培されているものは多いが、中国産の栽培品又は交配品種がほとんどである。日本の自生種は茎もほとんど赤くならず、葉が大きく、花は白色、腺点がない。Flora of China の解説では茎が紫赤色。葉裏や、花冠、痩果に黄色の腺がある。総苞は長さ5~6㎜。痩果は長さ約3.5㎜。
 根茎が地下を長く横に這って広がる。茎は多く集まって直立し、上部で分枝する。葉は対生し、3深裂し、裂片は長さ8~13㎝、幅3~4.5㎝の長楕円形、鋸歯縁。葉表は普通、光沢があり、葉の両面とも腺点はない。葉柄は長さ0.5~2㎝。総苞は長さ7~8㎜の鐘形。総苞片は円頭、2~3列。花は筒状花のみ5個。栽培種は藤色だが、野生のものはほとんど白色。痩果は長さ約3㎜。冠毛は白色、長さ約5㎜。2n=40
 ヒヨドリバナは葉が普通3裂しないが、3裂する場合もまれにある。
 サワフジバカマ Eupatorium x arakianum はサワヒヨドリとフジバカマの交配種。フジバカマに似るが、茎が赤色を帯び、上部の葉まで3裂する。フジバカマの名で流通している園芸種。
[花期] 8~9月
[草丈] 100~150㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] やや湿ったところ
[分布] 在来種 本州(関東地方以西)、四国、九州、朝鮮、中国
[撮影] 岡崎市(栽培品種)   11.10.12
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