ホナガタツナミソウ  紫蘇葉立浪
[学名] Scutellaria laeteviolacea Koidz. var. maekawae (H.Hara) H.Hara
シソ科 Lamiaceae (Labiatae)   タツナミソウ属
三河の植物観察
ホナガタツナミソウ花
ホナガタツナミソウの萼
ホナガタツナミソウ葉表の毛
ホナガタツナミソウ茎の毛
ホナガタツナミソウ茎の毛2
ホナガタツナミソウ
ホナガタツナミソウ葉
ホナガタツナミソウ葉裏
 和名の由来は葉がシソの葉に似ていることから。
 茎は直立し、下向きに曲がった短毛が生えるのが特徴。ただし、開出ぎみにつく場合もある。葉は対生し、大きな葉は茎の下部に集まってつき、茎上部の葉は小さく、長さ1.5~7㎝の卵形~長卵形、縁に鈍鋸歯がある。葉の両面に毛が散生し、葉裏は腺点があり、紫色を帯びることが多い。茎頂に長さ2~8㎝のやや長い花序をつけ、唇状花は基部で垂直に曲がり、上に立ち上がる。花冠や萼には毛と腺毛が密生する。
 茎の毛がやや開出ぎみであるが、ホナガタツナミソウと判断した。葉裏は全く紫色を帯びていない。節間が長く見えるが、隣に2株あったものは節間が短かった。付近のオカタツナミソウは花が終わり、やや花期が遅い。
 類似種にシソバタツナミ、トウゴクシソバタツナミ、イガタツナミがある。
 シソバタツナミは茎の毛が上向きに曲がる。
 トウゴクシソバタツナミは茎の毛が開出し、茎の高さに対し、葉が大きく、葉の基部が心形。
 イガタツナミは茎の毛が開出し、節間が長い。
 コバノタツナミは茎の基部が倒れて這い、全体に短毛が密生する。
 タツナミソウオカタツナミソウは大型。
[花期] 5~6月
[草丈] 7~20㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] やや湿った林内
[分布] 本州(福島県以西)、 四国、九州
[撮影] 五井山  12.6.12
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