ヒンジガヤツリ  品字蚊帳吊
[中国名] 湖瓜草 hu gua cao
[英名] smallhead halfchaff sedge
[学名] Lipocarpha microcephala (R.Br.) Kunth
Rikliella australiensis J.Raynal
カヤツリグサ科 Cyperaceae  ヒンジガヤツリ属
三河の植物観察
ヒンジガヤツリ花序
ヒンジガヤツリ花序
ヒンジガヤツリ花序2
ヒンジガヤツリ花序3
ヒンジガヤツリ花序拡大
ヒンジガヤツリ茎
ヒンジガヤツリ
ヒンジガヤツリ鱗片と果実
ヒンジガヤツリ薄膜をとった果実
 ヒンジガヤツリ属に分類され、鱗片の内側の果実が2個の薄膜に包まれている。
 和名は花序が品の字形になることに由来する。
 根茎はなく、茎は直径1㎜以下の円筒形、叢生して、直立し、基部は紫色を帯びる。葉は幅1~2㎜、茎の基部の葉鞘に続いてつき、長さは長短あり、長いものは先が丸まって細くなる。苞葉は長さ1~10㎝、2~3個が斜めに下がってつく。苞葉の長いものは、左右が上側に丸まり、葉と同じような糸状になる。やや縦長の球形の頭状花序が3~5(普通3)個、茎頂につき、3個の場合に品の字形になる。花序は直径3~5㎜。花序の下側の果実から稔り、熟すと果実が鱗片と一緒に落ち、軸が見えるようになる。鱗片は長さ1~2㎜の褐色、披針形、中肋は緑色で、先が突き出て芒状になる。雄しべ1~2個。葯は長さ約0.25㎜。果実は長さ0.7~1㎜、幅0.15~0.2㎜、断面が円形の披針形、2枚の透明な薄膜に包まれる。柱頭は2岐。2n=46
 球形の頭状花序が数個つくとしたが、全体を1花序とし、球形の集まりを小穂とする説もある。
[果期] 8~10月
[草丈] 5~25㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 水田、湿地
[分布] 在来種  本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、インド、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、インドネシ。フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア
[撮影] 豊田市  07.8.27
TOP Back