ヒメウズ  姫烏頭
[中国名] 天葵 tian kui
[学名] Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino
Aquilegia adoxoides (DC.) Ohwi
キンポウゲ科 Ranunculaceae  ヒメウズ属
三河の植物観察
ヒメウズの花
ヒメウズの花横
ヒメウズの果実4
ヒメウズの裂開した果実
ヒメウズの種子
ヒメウズ
ヒメウズ距
ヒメウズの葉
 ウズ(烏頭)はトリカブトのこと。オダマキ属でなく、ヒメウズ属 Semiaquilegi として分類されることもある。
 花が小さく全体に細い。根茎は長さ約1㎝の塊状。茎は少し分枝し、紫褐色で、軟毛が生える。根生葉には長い柄があり、3出複葉。小葉は丸く、2~3裂し、裂片はさらに浅く2~3裂する。葉裏は紫色。花は下向きに咲き、直径4~5㎜。花弁は筒状に5個つき、淡黄色、萼片より小さく、基部の距は発達せず、小さく膨らむ程度。雄しべは9~14個、内側の雄しべは仮雄しべになる。雌しべ2~4個。萼片は5個、白色~淡紅紫色の花弁状。果実は雌しべ(心皮)の数と同数の袋果を上向きにつけ、熟すと内側が裂開する。種子は長さ1.1~1.4㎜、褐色~黒褐色。2n=14
[花期] 3~5月
[草丈] 10~30㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 道端、草地
[分布] 在来種 本州(関東以西)、四国、九州、朝鮮、中国
[撮影] 田原市 12.4.18

 ヒメウズ属 

 family Ranunculaceae - genus  Semiaquilegia

 多年草。根茎がある。葉は根生葉と茎葉、1回3出複葉。花序は単出集散花序 、真っすぐ又はさそり形花序。苞は小さく、3深裂又は不分裂。花は放射相称。咢片は5個、花弁状。花弁は5個、基部がギボス状(gibbous)になる。雄しべは8~14個。花糸は糸状、基部がわずかに太くなる。葯は黄色、広楕円形。仮雄しべは花糸の約2倍。雌しべは3又は(4又は)5個。花柱は子房の長さの約1/6~1/5。袋果は広く散開し、無毛、先に小さな嘴がある。種子は褐色~黒褐色、密にしわがある。
 世界にヒメウズ(Semiaquilegia adoxoides)の1種だけ。


 参考

1) Flora of China
 Semiaquilegia
 http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=130061
2) 中国植物志
 天葵Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino
 http://frps.iplant.cn/frps/Semiaquilegia%20adoxoides
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