ヒメノガリヤス  姫野刈安
[中国名] 箱根野青茅 xiang gen ye qing mao
[学名] Calamagrostis hakonensis Fr. et Sav.
Deyeuxia hakonensis (Franch. et Sav.) Keng
イネ科 Poaceae  ノガリヤス属
ヒメノガリヤス穂
ヒメノガリヤス葉鞘の背
ヒメノガリヤス第2苞頴の3脈
ヒメノガリヤス
ヒメノガリヤス小穂
ヒメノガリヤス小花と苞頴
 根茎は短く、茎は直立し、細い。葉は途中でねじれ、表裏反転することが多い。葉鞘口部の背に毛叢がある。長さ5~8㎝の円錐花序に各節2本程度の枝を出し、小穂をまばらにつける。小穂は淡黄緑色、ときに紫色を帯び長さ3~5㎜で、1小花からなり、柄に小刺がある。苞頴は小花よりやや長く、第1苞頴は1脈。第2苞頴は3脈、両苞頴はほぼ同長。小花の基毛は小花より短い。芒(のぎ)は護頴の基部近くから出て、護頴と同長以下、小穂から突き出ない。
 低層湿原で見られるイワノガリヤスも芒が短い。イワノガリヤスは大型であり、芒が護頴の上部から出る。
 高山で見られるタカネノガリヤスは第1苞頴の先が尾状に尖り、第2苞頴より長く、芒が護頴の中央付近から出て短い。
 山野で見られるノガリヤスは芒が長く、小穂の外に突き出る。
[花期] 7~10月
[草丈] 25~75㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の渓谷、斜面
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、中国、ロシア
[撮影] 長野県 11.8.24
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