ヒメナデシコ  姫撫子
[別名] オトメナデシコ
[中国名] 西洋石竹 xi yang shi zhu
[英名] maiden pink , meadow pink
[学名] Dianthus deltoides L.
ナデシコ科 Caryophyllaceae  ナデシコ属
三河の植物観察
ヒメナデシコの花
ヒメナデシコの花2
ヒメナデシコの萼
ヒメナデシコの葉
ヒメナデシコ
 ヨーロッパに広く分布し、古くから栽培されている。園芸品種も多数あり、アメリカナデシコとのハイブリッドある。
 緩く株立ちする。根茎は強く、茎は平伏から斜上し、わずかに毛があり、緑色~青緑色。葉は対生し、無柄、基部で癒合する。葉身は線形~線状披針形、茎葉はほぼ針状、縁に細かい鋸歯があり、平行脈、緑色~粉白を帯びる。花は単生又はまばらな集散花序につき、芳香がある。花冠は放射相称。ピンク色~紫紅色、白色、基部に暗色の縞と白色の斑点があり、直径1.5~2㎝。花弁は5個、先に歯がある。萼は融合し筒状、先ほど細くなり、萼裂片は5個あり、しばしば赤色を帯び、下に小苞である萼状総苞がある。雄しべは10個。雌しべは2融合した心皮をもつ。花柱は2個。果実は蒴果(胞背裂開蒴果)、狭楕円形、帯緑色、4室。
 アメリカナデシコ (ビジョナデシコ、ヒゲナデシコ) Dianthus barbatus は和名がアメリカナデシコであるが、ヨーロッパに分布する。世界で広く栽培されている園芸種。花期は5~6月。高さ30~75㎝、高さ15~20㎝の矮性種もある。茎頂に多数の花(30個以下)が頭状に束生する。花は直径2~3㎝。野生種は花弁が赤色、基部は白色。園芸種の色は多い。葉は長さ4~10㎝、幅1~2㎝。
 変種 Dianthus barbatus var. asiaticus が朝鮮、中国、ロシアにあり、中国名は头石竹(tou shi zhu)。基準変種より葉が薄く、小さく、長さ4~8㎝、幅約1㎝。花序の花数が少ない。
[花期] 6~9月
[草丈] 10~45㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 日当たりの良い乾燥した草地
[分布] 帰化種  ヨーロッパ、ロシア原産
[撮影] 浜松市  16.3.27
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