ヒカゲイノコズチ  日陰猪子槌
[別名] イノコズチ 猪子槌
[中国名] 少毛牛膝 shao mao niu xi
[学名] Achyranthes bidentata Blume var. japonica Miq.
ヒユ科 Amaranthaceae  イノコズチ属
三河の植物観察
ヒカゲイノコズチの花序
ヒカゲイノコズチの花
ヒカゲイノコズチの果実
ヒカゲイノコズチ胞果と種子
ヒカゲイノコズチ茎
ヒカゲイノコズチ
ヒカゲイノコズチ小苞葉
ヒカゲイノコズチの小苞葉付属体
ヒカゲイノコズチの葉
 日のあまり当たらないところに生えることが多い。
 茎の断面は四角形。葉は対生し、長さ5~15㎝の卵形~長楕円形、先が短く尖る。葉は質が薄く、両面にまばらに毛がある。茎の先、枝先に細長い花序を伸ばす。花は緑色、花被片は5個、3脈があり、先が尖る。雄しべ5個。雄しべと雄しべの間にある仮雄ずい(pseudostaminode)は低くて目立たない。雌しべ1個。花の基部には1個の苞と上側に紫褐色の先が尖った2個の小苞がある。果期には花被とともに小苞が果実に残り、衣服に付着する。小苞の脇に長さ0.6~1㎜の膜質の付属体がある。果実(胞果)は花被に包まれたまま熟し、裂開しない。3倍体2n=42
 ヒナタイノコズチ Achyranthes fauriei は日なたに生える、葉がねじれるように波打ち、葉の裏に白毛が密生し、小苞の付属体も小さい。また、薄い膜状の仮雄ずいがある。
 ヤナギイノコズチ Achyranthes longifoliaは日陰に生え、葉が細い。小苞の付属体が小さい。
 モンパイノコヅチ(オキナワイノコヅチ)var. bidentataは沖縄、朝鮮、中国、ロシア、インド、ネパール、ブータン、ラオス、タイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、インドネシア、フィリピンに分布する。花被片に1脈がある。2n= 42, 84
 ケイノコヅチ Achyranthes aspera は沖縄、中国、台湾、東南アジアに分布する。中国名は土牛膝(tu niu xi)。 葉の裏面又は両面に毛が密生し、小苞の付属体は小苞の1/3~1/4長。雄しべ間の仮雄ずいは鱗片状で、長い縁毛がある。2n=28
[花期] 8~9月
[草丈] 50~100㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 道端、林内の木陰
[分布] 在来種  本州、四国、九州、中国、台湾
[撮影] 三ヶ根山  01.9.2
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